『出会いの不思議 その2』
私たちが社会人になる年齢は高卒で18歳、大学卒で22歳。平均して20歳としておこう。学生時代にも勿論色々な人との出会いはあるが、それは置いておき1人前とみなされる社会人になってから日本人の平均寿命の80歳までの60年間、21900日の日にちが私達には出会いの日として与えられている。
この地球上に約60億に近い人々が住み、日本の国に1億2000万人、福岡県には450万人、福岡市とその周辺市町村で約150万人に近い人がいる。さて私達は毎日1人づつの出会いがあっても、その生涯には2万人の人としか巡り合えない。しかし現実には毎日新しい出会いが1人あるということは殆どの人にはありえない。出会いの機会が多い私でも全く新しい出会いがない日が圧倒的に多い。まして皆さんはその様な機会は私よりずっと少ない。よく思い起こしてごらんなさい。皆さんの友人、知人、親戚も含めて何人思い出せるか。2000人はおろか200人もいない人もあると思う。
そこで出会った人との関係をどのように続けていくかが大変大事になってくる。縁あってわが社で出会った皆さん方です。会社の取引先、お届け先等皆さん方にも日々新しい出会いのチャンスがあります。その1人1人がこの地球上の60億分の1人という奇跡的な出会いなのです。そのような心持で同僚、お客様と接することがグッドコミュニケーションのスタートではないでしょうか。
香椎で始めた牛角のお店では「感動共有」というコンセプトがあります。お客様との感動、スタッフの間の感動。これらを大切にして行こうというものです。私達の間でも是非これを取り入れて行きましょう。そして日々の出会いに感謝して楽しい毎日を送りましょう。