『これからは楽に楽しく生きる時代』
ついこの間年賀式があったばかりなのに、もう正月も終わりです。久しぶりに雪の多い正月でした。また風邪も流行し、まだその勢いを維持しています。私も咳きが止まりません。
さて、これから何回になるかわかりませんが新年号の続きをスタートします。新年号で今までは《夜の時代》でこれからは《昼の時代》に入るということを述べました。では本格的な《昼の時代》とはどんな世の中になって行くのでしょう。1番の特徴は、楽しむことの価値が見直されるという点にあります。「社会のルール」が「宇宙のルール」と一致するに従って、いわゆる仕事中毒の人ほど病気になったり貧しくなったりするでしょう。そして、ゆっくり休み充分に遊んで、自分の創造力を存分に生かす人ほど、健やかで豊かになるのです。
「あれもこれも」ほしがる生き方が、現状のさまざまな問題を引き起こしているのは、誰しもが認めるところです。私たちは、必要なときに必要な分だけ自然からいただければいいのです。自分に最も合ったものだけを食べ、自分にとって最も心地よいところに住み、身の丈に合った暮らしをすることが、これからの幸せの条件になります。
流れ行くままに生きる…、それがこれからの《昼の時代》のキーワードです。その意味で《昼の時代》はシンプルで幸せな時代でもあります。これからは何をするにしても3つの原則があります。まず、自分のしていることが好きで楽しく楽か。次に、自分がそれをすることによって、人が楽しく喜んで愉快であるか。そして、自分のしていることが自然にとってプラスになるか、ということです。これらの3つの条件を本当に満たしたとき、ビジネスは成功し、人間関係はスムーズになり、心身ともに健やかに生きられるのです。
《昼の時代》は、1人ひとりが自立して生きる…、すなわち自己責任の時代です。これからは、皆さんが「宇宙のルール」に則っているか否かによって、境遇に大きな差が出てきます。天災であれ人災であれ、どんな状況に遭遇したとしても、この世界には常に3種類の人しかいません。つまり、「得する人」「損する人」「無関係な人」の3種類です。ですから《昼の時代》では、世の中の動きを計算してそれに合わせて振舞うより、どんな状況にあっても常に得をする自分であればいいわけです。たとえば家族兄弟のなかでも、元気一杯で収入も増える人と、原因不明の病気になったり失業したりする人と、明暗が極端に別れることがあります。なぜ、こういうことが起きてくるのでしょうか。それは、これからの《昼の時代》、「宇宙のルール」に沿って生きているか否かで、自分に起こってくる現実が違ってくるからです。そこには社会の常識も、人が作り上げた権力構造もまったく入り込む余地はありません。全てが自分自身の責任になるのです。
これからの時代を幸せに生きるには、決して難しいコツは要りません。ただ、ほかの誰にも真似のできない独自の生き方を全うしさえすれば、自分自身が楽になり、他人も喜び、自然にも認められるのですから。そのための具体的な方法については、次回以降のお楽しみに。