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血圧のコントロールとしては、まずは塩分の調節です
同じく厚生労働省の、「日本人の食事摂取基準」では…
成人に勧められている1日の塩分摂取の目標値。
男性10g未満、女性8g未満とされています。
この数字、結構しんどいです
しかし高血圧患者ではもっと厳しくなります
日本高血圧学会の定めた目標では、1日6g未満となっています
現在、日本人の塩分摂取量は平均で1日11~12gくらいといわれています。
高血圧の人は半分近くに減らさなければならないことになりますね。
ちなみに…
カップラーメンには、6.9gの塩分が含まれています
1日1個食べれば、かなりのものですね
インスタント食品は、塩分が高めのものが多いです
食事が偏らないように、普段から気をつけたいところですね。
「バランスを考えた普段の食事が一番の薬。」ですね
今日は血圧について。
脳疾患になる方の傾向として、高血圧があげられます。
一般に、140/90mmHg以上が目安とされています。
いわゆる「上」が140、「下」が90を超えると、少し高いということです。
高血圧はなぜ体に良くないのでしょうか?
血管を流れる血液の圧力が高くなると、常に血管に刺激がかかります。
それが動脈(酸素を届ける血管)を傷めることになります。
そして、血液を高い圧力で送り出しているのは心臓です。
なので心臓が多くのエネルギーを必要とし、疲れやすくなります。
つまり高血圧は、血管や心臓に悪影響を与えます。
ある統計によると、日本人40~74歳の人のうち高血圧の割合は…
男性は約6割、女性は約4割が高血圧というものがあります。
厚生労働省の「健康日本21」における試算によれば…
国民の血圧が平均2mmHg下がれば、脳卒中による死亡者は約1万人減り、
新たに日常生活活動が低下する人の発生も、
3,500人減ることが見込まれています。
ではどうすれば???
少々長くなりましたので、この続きはまた明日。