今日は血圧について。
脳疾患になる方の傾向として、高血圧があげられます。
一般に、140/90mmHg以上が目安とされています。
いわゆる「上」が140、「下」が90を超えると、少し高いということです。
高血圧はなぜ体に良くないのでしょうか?
血管を流れる血液の圧力が高くなると、常に血管に刺激がかかります。
それが動脈(酸素を届ける血管)を傷めることになります。
そして、血液を高い圧力で送り出しているのは心臓です。
なので心臓が多くのエネルギーを必要とし、疲れやすくなります。
つまり高血圧は、血管や心臓に悪影響を与えます。
ある統計によると、日本人40~74歳の人のうち高血圧の割合は…
男性は約6割、女性は約4割が高血圧というものがあります。
厚生労働省の「健康日本21」における試算によれば…
国民の血圧が平均2mmHg下がれば、脳卒中による死亡者は約1万人減り、
新たに日常生活活動が低下する人の発生も、
3,500人減ることが見込まれています。
ではどうすれば???
少々長くなりましたので、この続きはまた明日。