2026年1月17日付の「ABEMA TIMES」が、

『イヤホン難聴とは?突然の耳鳴りで左耳不調となった当事者「人の声の周波数が聞こえない状態」「医師からは『治らない』と言われた」』 

と題した記事を報じていました。

 

筆者は、若い頃は、ヘッドフォンやイヤフォンを使用して英語学習のための教材を数年に亘って通勤時に聞いていました。

しかし、「イヤフォンで強制的に音を聞く行為は、将来的に耳を痛めるのではないか」とハタと気づき、それ以来、リモートのWeb会議を含めて、イヤフォンを使用することを辞めました。

近年、報道で、音楽アーティストの「突発性難聴を煩った」というニュースを聞くことが多い気がしますが、イヤフォンは、素人考えですが、どう考えても健康を害すると思います。

以下に、この記事を要約し、イヤフォンの使用に関する耳への影響を考察しました。

 

《記事の要約》

外出先でも自宅でも、イヤホンは私たちの生活に欠かせない存在となった。

一方で近年、問題視されているのが「イヤホン難聴」だ。

よし耳鼻咽喉科の山中弘明院長は、「自覚のないまま進行し、一定段階を超えると回復が難しい病気」と警鐘を鳴らす。聴力の低下は“聞こえ”だけにとどまらず、体のバランスや体調、精神状態にも影響を及ぼすことがある。

 

番組「ABEMA Prime」では、イヤホン難聴を経験した当事者の声を通じ、その実態を検証した。

32歳のガイアさんは、学生時代に長時間イヤホンを使用し続けた結果、音の違和感を覚えるようになった。

「大音量で聴いたり、イヤホンを付けたまま寝落ちしたこともあった」と振り返る。専門医によれば、こうした違和感は、音を感じ取る有毛細胞が傷つき始めているサインだという。

 

一方、29歳のほげさんは、左耳の聴力低下と耳鳴りに悩まされた。

検査で聴力低下が確認され、治療により日常生活に支障はない程度まで回復したが、有毛細胞そのものは元に戻らないと説明を受けた。耳鳴りは今も続いているという。

 

山中院長は「イヤホン難聴は基本的に治らないため、予防が最重要」と指摘する。

ポイントは音量と使用時間だ。耳鼻科の学会では、最大音量の60%以下を目安とし、1時間使用したら10分程度の休憩を挟むことを推奨している。

また、ノイズキャンセリング機能は周囲の騒音を下げられるため、正しく使えば有効だが、骨伝導イヤホンは遮音性が低く、結果として音量が上がりやすい点に注意が必要だ。

便利さの裏にあるリスクを理解し、耳を守る使い方が求められている。

(要約、ここまで)

 

《筆者の考察》

<イヤフォン使用と耳への影響>

 

イヤフォン使用による耳への影響で最も懸念されるのが、音刺激の過剰曝露による感音難聴である。

音は内耳の蝸牛にある有毛細胞で電気信号に変換されるが、この細胞は一度損傷すると再生しない。

長時間・高音量でイヤフォンを使用すると、有毛細胞が慢性的に障害され、初期には「音の違和感」や「耳鳴り」として現れ、やがて不可逆的な難聴へ進行する。

 

医学的には、音量と時間の積がリスクを左右する。

WHOや日本の専門学会は、若年層のイヤフォン難聴増加に警鐘を鳴らしており、「最大音量の60%以下」「連続使用は1時間以内」「定期的な休憩」を基本原則としている。

周囲が騒がしい環境では無意識に音量を上げがちであり、地下鉄や繁華街での使用は特に注意が必要だ。

 

ノイズキャンセリングイヤフォンは、外部騒音を低減することで必要以上に音量を上げずに済む利点がある。

正しく使用すれば、耳への負荷を下げる有効な手段といえる。

一方、骨伝導イヤフォンは耳道を塞がないため安全と思われがちだが、遮蔽がない分、周囲音に負けないよう音量が上がりやすく、結果として内耳への刺激が増えるケースも指摘されている。「方式=安全」とは言えず、使い方が重要である。

 

さらに、難聴は単なる感覚障害にとどまらない。

近年の研究では、難聴が認知症の重要なリスク因子であることが明らかになっている。

聞こえにくさは会話や社会的交流を減少させ、脳への刺激低下を招く。結果として認知機能の低下を早める可能性がある。

耳鳴りや聞き返しが増えた場合は、「年齢のせい」と放置せず、早期に耳鼻咽喉科を受診することが重要だ。

イヤフォンは生活を豊かにする道具だが、使い方を誤れば将来の生活の質を損なうリスクを伴う。予防可能な難聴を防ぐという意識こそが、現代人に求められている。
 

 

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