ISO45001(労働安全衛生マネジメントシステム)における「危険源」について、その意味と管理方法について、以下に説明します。

《危険源とは》
危険源とは、傷害や健康への影響を引き起こす可能性がある物体、物質、プロセス、または状況を指します。労働環境にはさまざまな危険源が存在し得ます。
次は、一般的な事例です。

1)物理的危険源:落下物、振動する機械、騒音、放射線など。
例: 建設現場での高所からの落下物や、製造ラインでの機械の振動。

2)化学的危険源:有毒な化学物質、腐食性のある液体、気体、蒸気など。
例: 化学工場での化学物質の取り扱いや、塗装作業時の有機溶剤。

3)生物的危険源:細菌、ウイルス、真菌などの微生物。
例: 医療機関での感染リスクや、農業での土中の微生物。

4)人間関係の危険源:過度なストレス、過労、職場のいじめやハラスメント。
例: 継続的な長時間労働や、職場の対人関係に起因するストレス。

5)作業環境の危険源:不適切な照明、温度、湿度、通路の障害物など。
例: 照明が不足している倉庫や、高温・高湿の作業環境。

《「危険源」についての管理方法》
ISO45001では、危険源を特定し、それに関連するリスクを評価し、管理することを求めています。
次に挙げたものは、危険源に対する基本的なアプローチです。

1)危険源の特定:
組織の活動、製品、サービスに関連する危険源を特定します。

2)リスク評価:
特定された危険源に関連するリスクの大きさや重要性を評価します。

3)リスク管理:
リスク評価に基づいて、必要な対策を計画し、実施します。これには、リスクを取り除くこと、リスクを低減すること、リスクを受け入れることなどが含まれる可能性があります。

4)継続的な監視と評価:
危険源の管理状況を定期的に監視し、新たな危険源の特定や既存の危険源の再評価を行います。

5)継続的な改善:
労働安全衛生マネジメントシステムを継続的に見直し、改善することで、危険源とそれに関連するリスクの管理を最適化します。

このように、ISO45001は組織が危険源を適切に管理するためのフレームワークを提供しており、組織内の健康および安全の向上を目指しています。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ876号より)

 

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