2024年7月21日付の南日本新聞社が、

『24日は丑の日なのに…ウナギにも円安の余波 飲食店も養鰻業者も悲鳴「これ以上続くと…」 苦境の中、新たな挑戦も着々』

という見出しの記事を報じていました。

以下に、この記事を要約し、筆者の「お家で安く食べるうな丼」を紹介したいと思います。

 

《記事の要約》

奈良時代から日本の夏の代表的な食材として親しまれてきたウナギが、現代では高価な食材となりつつあります。

2024年の「土用の丑の日」を前に、鹿児島県の飲食店や養鰻業者は、シラスウナギの不漁と円安の影響で養殖コストが高騰していることから経営に危機感を抱いています。

 

鹿児島市にある「うなぎの松重」では、うな重の価格を100円値上げし、現在は3200円で販売されています。これは2018年の仕入れ価格3000円から大幅に上がり、現在は5200円に達しているためです。

一方、「うなぎの末よし」では、県産ウナギの仕入れ価格が歴代2番目の高値を更新し、その他の経費も増加していますが、顧客離れを防ぐため価格は据え置きとしています。

 

養鰻業者も同様に苦しんでおり、シラスウナギの価格が過去に比べて倍以上に跳ね上がり、さらに円安の影響で飼料や機械の運転に必要な重油のコストも高騰しています。

鹿児島県水産振興課によると、今漁期のシラスウナギの充足率は例年の80~90%で、特に鹿児島県産の成魚は常に不足しているとのことです。

 

このような状況の中で、シラスウナギの安定供給を目指す新たな動きもあります。新日本科学は、人工種苗生産に成功し、2023年度には約1000匹を生産しました。

2024年度は1万匹の生産を目指しており、将来的にはシラスウナギ不足を解消し、絶滅危惧種であるニホンウナギの保護にも寄与することを期待しています。

(記事の要約、ここまで)

 

《筆者の考察》

コロナ禍前までは、土用の丑の日前後には、うなぎ屋さんに、うな重をよく食べに行っていました。

しかし、コロナ禍明けは、土用の丑の日のうなぎ屋さんは、どこも大混雑。

記事にもあるように、円安の影響もあって、以前なら3000~3500円で上うな重が食べられましたが、今は、4000~5000円は、普通にします。

けれども、日本人は、うなぎ好きなんですね~。

 

私は、最近は、予約したり、並ぶのが面倒になって、うなぎは、スーパーで、1000円前後の中国産うなぎを買ってきて、お家で、ちょっと調理師直して、「自家製うな丼」にして食べることが多くなりました。

クックパッド等のレシピサイトでは、「スーパーで、タレ付きのうなぎを一度洗って、フライパンで軽く焼いて、日本酒で酒蒸しする方法」がよく、紹介されています。

少し話しは逸れますが、「この洗い流す方法」は、「スーパーのお寿司」でもできる方法らしく、よくお料理系サイトで紹介されています。

しかし、この「洗い流す作業」は、結構、面倒くさいんですよね。

なので、私は、うなぎの場合、「中国産タレ付きうなぎを購入し、日本酒を薄く敷いて、平皿にうなぎを移し、ラップを掛けて2~3分レンジでチン」という方法をとります。

この方法は、簡単だし、結構、ふっくらするんです。

 

それにしても、うなぎは「完全養殖が難しい魚」です。

近大マグロのように、完全養殖を誰か、成功させてくれないかなぁ、といつも、この時期になると考えますが、希少価値があるから、心理的に「食べたくなる」のかな、とも思います。

 

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