2024年7月17日付のテレビ朝日が、

『「18歳未満は食べないで」“18禁チップス”で高校生14人救急搬送“激辛ブーム”影響か』

と言う見出しのニュースを報じていました。

以下に、このニュースを要約し、筆者の感想を述べます。

 

《記事の要約》

2024年7月16日、東京都内の高校で激辛ポテトチップスを食べた後、14人の高校生が体調不良を訴え、救急搬送される事態が発生しました。

当事者の生徒たちは、昼休みに該当のポテトチップスを摂取し、その直後から胃痛や吐き気を感じ始めたと報告しています。

 

〈事故の概要〉

激辛ポテトチップスを食べた生徒たちは、東京・大田区に位置する都立六郷工科高校に通う15~16歳の生徒です。
彼らは、口や胃に激しい痛みを訴え、一部はしびれを感じるなどして救急搬送されました。幸いなことに、受けた治療によりすべての生徒が軽症であったとされています。

 

〈製品の詳細〉

生徒たちが食べたポテトチップスは、「18禁」と表示されており、特に辛い内容が警告されている商品です。
使用されている辛味成分には、ハバネロを超える辛さを持つブート・ジョロキアが含まれており、特に辛いものを好む人向けに販売されていました。
磯山商事という会社から販売されているこの製品は、18歳未満の消費や体調がすぐれない人への摂取を禁じている警告がなされています。

 

〈社会的背景〉

近年、SNSを中心に激辛食品を食べる様子を共有するのが流行しています。
これが青少年を中心に「挑戦」として受け入れられ、多くの若者がこれに挑戦することが増えています。
しかし、このような行動が健康リスクを伴うこともあり、アメリカでは同様の商品を摂取後に健康被害が出る事例も報告されています。

 

〈医学的見解〉

イシハラクリニックの石原新菜副院長によると、激辛食品は粘膜に強い刺激を与え、炎症や出血を引き起こすことがあります。
特に未成年者では体が刺激に対して未発達であり、血圧の急激な変動など深刻な健康問題を引き起こすリスクが指摘されています。

 

この事件は、食品の安全性と青少年の保護の観点からも重要な問題を提起しており、消費者教育と製品表示の重要性を改めて浮き彫りにしています。
販売会社である磯山商事は、関係者への迷惑と健康への影響を謝罪し、今後の対応を模索しています。

(記事の要約、ここまで)

 

《筆者の感想》

報道によると、この商品には、「18禁」の表示があり、「18歳未満の消費や体調がすぐれない人への摂取を禁じている警告」が記載されているそうです。

しかし、一般的には、「“激辛”と言っても、所詮、スナック菓子だし、たいしたことないでしょ」と思うでしょう。

実際、大手メーカーから発売されているスナック菓子の「激辛」ものは、個人的には、店頭で見かけると、「どんなものだろう」と購入してみますが、正直、大したことがありません。

 

ただ、「辛さ耐性」は、「個人差があるなぁ」というのが、経験則ですが感じます。

私の話しで恐縮ですが、私自身は、唐辛子やハバネロ系の辛さ耐性が強い方です。

実は、社会人になるまで、日常生活で「激辛」といわれるものをあまり食べなかったので、自覚はなかったのですが、大人になって四川料理など「激辛料理」を食べ、まわりの知人達の反応と比較して、「辛さ耐性がある」ことを理解しました。

知り合いに、体格が屈強なラグビー体型の体育会系の知人がいますが、その人は、辛いものが苦手で、以前、一緒にナンカレーを食べたことがありました。

私は、「ベリーホット」、その方は、「甘口」にしましたが、店内は空調が効いていましたが、その方は、汗が噴き出していました。

 

私見ですが、今回のニュースをきっかけに、メーカーの磯山商事は、商品の自主回収などは、して欲しくないですし、消費者庁など行政が、規制を掛けるのも止めて欲しいです。

もちろん、商品パッケージの記載方法の改善は必要かもしれませんが、あくまでも、「消費者の自己判断」という基本で問題を終息させて欲しいと思います。

 

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