50代が信じている昭和の常識を「3つ」挙げてみます。

・辛くても我慢して続ける

・プライベートよりも仕事が優先

・お金をたくさん稼げば幸せになる

結論から言えば、これらの常識は、現代社会では通用しません。

以下に、これらについて、考察しました。

 

《昭和の常識が現代社会で通用しない理由》

「辛くても我慢して続ける」

現代社会は多様性が重視され、個々人の能力を最大限に発揮できる環境や仕事の選択が可能です。

精神的、身体的な健康も重要視され、ストレスや不満を溜め込むような職場環境は避けられがちです。

また、個人の幸福感や働きがいを重要視する傾向が強く、単に「我慢する」ことが美徳とされなくなっています。

 

「プライベートよりも仕事優先」

ワークライフバランスの概念が浸透し、仕事と私生活の調和が重視されています。

精神的な充実や家族との時間、趣味などの私生活も重要であると認識されており、仕事だけに人生を捧げるスタイルは見直されています。

また、テクノロジーの発展によりリモートワークが可能になり、柔軟な働き方が実現しています。

 

「お金を多く稼げば幸せになる」

現代では物質的な豊かさだけでなく、精神的な満足や個人の成長、社会貢献など、多様な価値観が幸福の指標とされています。

また、50代にとって人生の残り時間は限られており、自分のやりたいことを見つけ、それに時間を割くことが重要視されています。

 

《昭和の常識が現代社会でも持つメリット》

しかし、「昭和の常識」にも現代社会で通用するメリットがあります。

以下に、まとめてみました。

 

「辛くても我慢して続ける」:

ある程度の忍耐力は、困難な状況や挑戦的な目標に直面した際に必要です。

我慢することで得られる経験や学びは、個人の成長や成熟に役立ちます。

 

「プライベートよりも仕事優先」:

職業において専門性やキャリアを積むためには、時には仕事を優先する必要があります。

これは特にキャリアの初期段階や重要なプロジェクトにおいて、専門知識や経験を深めるために役立ちます。

 

「お金を多く稼げば幸せになる」:

金銭的な安定は、生活の質を向上させ、多くの機会を提供します。

例えば、教育、健康、趣味、旅行など、様々な経験や活動へのアクセスが容易になり、それらが全体的な幸福感に寄与することがあります。

 

月並みですが、「常識」に限らず「思想」や「信条」は、「極端に一方向に偏らないで捉えること」が大事だと思います。

昔当たり前だった「常識」は、時代とともに変化する、ということを頭に入れて、生活スタイルを調節していくことが必要なのです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ890号より)
 

 

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