2024年6月22日付の日テレNEWSが、

『「スマホ脳疲労」もの忘れ・うつの原因に……脳神経専門医オススメ“スマホ3か条”で早期改善へ』

という見出しのニュースを報じていました。
(※2024年6月19日に『news every.』で放送された特集より)

以下に、この報道を要約し、考察しました。

 

《報道の要約》

〈現代のスマホ依存とその影響〉

最近、特に若い世代の間で「もの忘れ」と「うつ」の増加が問題となっています。専門家は、この増加の背後に「スマホ脳疲労」と呼ばれる現象があると指摘しています。スマホ脳疲労は、長時間のスマートフォン使用により脳に過剰な負担がかかることで引き起こされるとされています。

 

〈スマホ脳疲労とは何か?〉

スマホ脳疲労は、長時間スマートフォンを使用することによって、特に脳の前頭葉の機能が低下する現象です。この症状により、記憶力の減退や集中力の低下が引き起こされ、最悪の場合、うつ病に繋がるリスクもあります。

 

〈症例としての大野さん〉

34歳の大野さんは、仕事中にも関わらず「頭がボーッとする」という症状に悩まされています。彼は普段から深夜までスマートフォンを使用し続けており、その結果、脳が疲労し、記憶力が低下していると診断されました。

 

〈スマホと脳の危険な関係〉

岐阜にあるおくむらメモリークリニックの奥村歩医師によると、スマホ脳疲労は前頭葉の活動低下を引き起こし、その結果として認知症に近い状態が発生します。また、スマホの使用が引き起こす「ながらスマホ」や「だらだらスマホ」といった習慣は、夜間の熟睡を妨げ、翌日に疲労が残る原因となります。

 

〈脳疲労の回復方法〉

奥村医師は、スマホ脳疲労の回復のために「上手にスマホとつきあう3か条」を提唱しています:

 

1)食事中など他の活動をしながらのスマホ使用を避け、集中して使用する時間を設ける。

2)睡眠の質を高めるために、就寝前はスマホの使用を控える。

3)スマホ使用に偏らず、音楽を聴いたり、料理をするなどして五感を刺激する活動を行う。

 

《筆者の考察》

〈生活スタイルの提案〉

スマホ脳疲労を防ぐためには、日常生活でスマートフォンの使用を意識的に制限することが重要です。
具体的には、使用時間を決めてそれを厳守する、就寝前はデジタルデトックスを行う、そしてレジャー活動や運動を取り入れて、デジタルデバイスから離れる時間を設けることが効果的です。

 

スマホは現代生活において非常に便利なツールですが、その使用方法には注意が必要です。
バランスの取れたスマホ使用が、健康的な生活を送る上での鍵となります。

 

・・・と理想を書いてはみたものの、実際は、なかなか難しいと思います。

しかし、記事にあった「上手にスマホとつきあう3か条」を意識して日常生活を送ることが肝要なのだと思います。

 

 

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