2024年5月16日付の「鉄道コム」が、
『予定の285倍も売れた「記念Suica」の失効にご用心! 防ぐにはどうすれば? JR東日本が呼びかけ』
という見出しの記事を報じていました。
以下にこの記事を要約し、考察しました。
《記事の要約》
JR東日本は、2014年に発売された「東京駅開業100周年記念Suica」に関して、長期間利用されていない場合、カードが失効する可能性があると警告しています。この記念Suicaは、東京駅の100周年を祝って特別に発売され、初日のみの限定販売として1万5000枚のみが予定されていましたが、予想外の人気で大混乱が発生し、最終的に約427万枚が市場に流通しました。
Suicaを含む交通系ICカードは、10年間利用されない場合に自動的に失効する仕組みを持っています。2024年には、東京駅の記念Suicaもこの失効期限に達する予定で、現時点で約250万枚が未使用の状態です。これらのカードは一斉に使用不可となるリスクがあります。
カードが失効すると、鉄道やバスの乗車、買い物での利用はもちろん、カードの交換や残高の移し替えも不可能になります。ただし、駅でカードを返却することでデポジット(500円)とチャージ残高(未使用の場合は1500円)は返金されますが、記念カード自体は回収されます。
カードの失効を防ぐためには、鉄道やバスでの利用、買い物などでカードを使用することが推奨されます。利用記録があれば、最終利用日から10年間は失効しません。
JR東日本は、記念Suicaの失効日を2026年3月31日と一律で設定しています。これは、複数回の発売・発送で個別の発行時期が特定できないためです。カードの価値を保持するためには、期限前に一度でも利用することが肝心です。
《筆者の考察》
多くの方が、ご承知の通り「Suica」は、10年間利用されないと自動的に失効する仕組みです。
ただ、個人的には、私の場合、「記念Suica」は、「コレクションとして記念に持っていたい派」なので、この記事を知って、「あっ、そろそろ、あの時買ったSuicaが失効するんだぁ」という感覚です。
つまり、「失効しないように1回利用して、Suicaを延命させておこう」という気持ちには全くなりません。
この記事を目にして、感じたのは、「各JRエリアで購入した交通系ICにチャージされている残金を確認して、使い切っておかねば」ということです。
私は、交通系ICだと、JR東日本のSuica以外に、JR北海道のKitaca、JR東海のTOICA、JR西日本のICOCA、札幌市営交通のSAPICAなどを保有しています。
その他に「Suica」は、「仕事用」、「個人用」があり、無記名式で券面の印刷が完全にはげてしまって使用していないSuicaがあります。
普段使いしている「仕事用、個人用のSuica」以外は、たぶん、各交通系ICに5000~10000円ぐらいチャージされているはずです。
しかし、これらの交通系ICは、持ち歩いていないので、そろそろ「最終利用日から10年」が経過するものが発生すると思うので、「チェックしておかねば」との「注意喚起の記事」になった、と思います。
あと、話は逸れますが、家電量販店のポイントカードは、「最終利用日から2年で失効」です。
こちらも、結構、ポイントがたまったままのカード多数なので、有効期限のチェックをしておこう、と思った次第です。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ907号より)
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