個人的には、品質マネジメントシステム(ISO9001)の審査やコンサルティングに関わるようになって、久しい。

ISO9002が規格としてあった大昔は、サービス業においては、「設計開発のないISO9002」を選択する組織ばかりでした。

ISO9001になってからもしばらくは、「適用除外(適用不可能)」ばかり。

最近では、「サービス業における設計・開発」の考え方が世の中に浸透し、そのようなケースは少なくなりました。

今回は、「遊園地及びテーマパーク」についての「製品・サービスにおける設計・開発」の事例を挙げてみたいと思います。

 

1)新しいアトラクションの設計・開発:

客の興味と安全を確保しながら、新しいアトラクションやテーマエリアを設計・開発します。

 

2)安全基準の導入と改善:

アトラクションの安全基準を設計し、定期的に評価および改善します。

 

3)訪問者向けアプリケーションの開発:

訪問者がパーク内を簡単にナビゲートし、情報を得られるモバイルアプリケーションを開発します。

 

4)アクセス制御システムの設計:

訪問者とスタッフの安全を確保するための効率的なアクセス制御システムを設計します。

 

5)施設内の飲食店サービスの設計・開発:

施設内で異なる飲食体験を提供する新しいレストランやカフェを開発します。

 

6)効率的なキュー管理システムの設計:

アトラクションの待ち時間を最小限に抑える効率的なキュー管理システムを設計します。

 

7)オンラインチケット販売システムの設計・開発:

訪問者がオンラインでチケットを購入し、予約できるシステムを設計・開発します。

 

8)環境に優しい施設の設計・開発:

環境に配慮したマテリアルや技術を使用して、新しい施設やアトラクションを設計・開発します。

 

9)エンターテイメントプログラムの開発:

パーク内で実施されるエンターテイメントやショーのプログラムを開発します。

 

10)清掃と廃棄物管理システムの設計:

効率的かつ環境に優しい清掃と廃棄物管理システムを設計します。

 

11)教育・トレーニングプログラムの開発:

スタッフの教育とトレーニングプログラムを開発し、サービスの質を向上させます。

 

12)メンテナンススケジュールの設計:

アトラクションや施設の安全と効率的な運営を確保するためのメンテナンススケジュールを設計します。

 

13)フィードバック収集システムの開発:

顧客満足度を測定し、サービス向上のためのフィードバックを収集するシステムを開発します。

 

14)エマージェンシーレスポンスプロトコルの設計:

緊急事態に迅速かつ効果的に対応するプロトコルを設計します。

 

15)デジタルマーケティング戦略の開発:

パークのブランディングとマーケティングを強化するためのデジタルマーケティング戦略を開発します。

 

これらの事例は、遊園地及びテーマパークが品質管理の観点からサービスを提供・改善するための具体的な取り組みを示しています。

ISO9001のフレームワークを取り入れることで、遊園地及びテーマパークは、利用者のニーズや期待に応える高品質なサービスを持続的に提供することができるとともに、組織の継続的な改善と成長を実現することができます。

 

以上が「遊園地及びテーマパーク」に関する「製品・サービスの設計・開発」の事例です。

マネジメントシステム構築や審査、指導の際の参考になれば幸いです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ874号より)
 

 

 

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