2024年4月27日にテレビ朝日「サタデーステーション」で、
『都内のカプセルホテル代は1万2000円超えも 宿泊料金高騰のGW』
という報道がありました。
以下に、この報道を要約し、感想を述べます。

《サタデーステーションの報道の要約》
テレビ朝日の「サタデーステーション」は、今年のゴールデンウィークにおける宿泊事情に注目しました。
特に秋田県大曲の花火大会では、キャンピングカーでの観覧が新たに提供され、予約は迅速に満たされ、追加スペースが設けられました。

一方で、東京都内ではホテル料金が大幅に上昇しています。
例えば、新宿のカプセルホテルは通常の料金が1万2350円に達しており、多くの日本人観光客が予算オーバーでカプセルホテルを選ぶことを余儀なくされています。

 

この価格高騰は外国人観光客による需要の増加が一因で、宿泊費が高いにも関わらず、東京のビジネスホテルでは予約がほぼ満室です。
物価の高騰と円安が影響しており、特に浅草ビューホテルのような大手は、宿泊料金が2年前と比べて3倍に跳ね上がっています。
一方、港区のグランドプリンスホテル新高輪では、家族連れ向けの大部屋が人気で、ゴールデンウィーク中はほぼ満室状態です。
ホテル側はサービス向上を図り、料理やレクリエーションで顧客満足を目指しています。特にプールサイドでの料理サービスや綿あめ作り体験など、宿泊客以外にも開放されるサービスを強化しています。これらの取り組みは、ただ単に価格を上げるのではなく、顧客にとっての付加価値を提供することを重視しています。
(要約、ここまで)

《報道を視聴しての感想》
個人的には、仕事で都内のビジネスホテルに宿泊する機会が多いので、「宿泊費高騰」を肌で感じています。

新型コロナが、1年前の5類に移行する以前は、都内の山手線にある駅が最寄の宿泊先でも、「施設が古い」、「駅から少し距離がある」など、条件が悪いところなら、1万円以下のビジネスホテルは探せばありました。
しかし、現在は、宿泊サイトで、検索条件を「宿泊費1万円以下」で検索しても、表示去れる宿泊施設は、カプセルホテルだけです。
仕事で宿泊するので、カプセルというわけにはできず、「訪問先から離れたエリアに宿泊先を変更」するか、あるいは、「予算オーバーだけど、我慢するか」という選択をしています。

ホテルは、「日本人のために価格設定」しているわけではないので、円安傾向が続けば、海外観光客にとっては、割安な宿泊料金なので、日本人にとっては高価格な料金設定でも利用者が減ることはないでしょうから、都内をはじめ、各都市への出張族にとっては、苦難の日々が予想され、頭の痛い日々になるでしょう。

それと、観光業の知人に聞いた話しでは、コロナ禍でホテルはリストラを進め、コロナ禍明けでも、スタッフ不足で、ホテルの稼働数を減らしていることも、ホテルの需要に対する供給不足で、高価格になっている現実があるようです。
確かに、「満室」といいながら、朝食会場の混雑具合から「本当に、全室稼働しているのかな」と感じるときもあります。
私のようなサラリーマンでない人間は、「プライベートでの観光は、平日の地方を選んで宿泊する」ことが、「生活の知恵」なのかもしれません。

 

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