2024年4月8日付の長野朝日放送が、

『あると思った「かご」がなかった… エレベーター点検中に作業員が約20メートル落下 自ら通報し救助求める』

という見出し記事を報じていました。

以下に、「記事を要約」して、「事故の推定原因」と「再発防止策」を考察しました。

 

《記事の要約》

2024年4月7日午後4時頃、長野県千曲市上山田温泉の「ホテル高美」でエレベーター点検中の事故が発生しました。

点検作業をしていた千曲市内に住む65歳の男性作業員が、6階から1階の昇降路へ約20メートル転落し、両足を骨折する重傷を負いました。事故発生時、エレベーターの「かご」は最上部に停止しており、作業員は昇降路内での移動中に落下したとみられます。

男性は自力で緊急通報し、救助されました。警察は詳細な事故原因を調査中です。

(記事の要約ここまで)

 

《事故の推定原因と再発防止策》

〈事故の推定原因と再発防止策〉

1)推定原因1: 安全措置の不足

点検作業中に安全ハーネスや落下防止の装置が使用されていなかった可能性があります。

再発防止策としては、以下が考えられます。

・安全装備の徹底:

点検作業を行う際は、必ず安全ハーネスや落下防止ネットを使用することを義務付ける。

・安全教育の強化:

定期的に安全講習を実施し、作業員が安全装備の正しい使い方を理解していることを確認する。

 

2)推定原因2: エレベーターの操作ミス

エレベーターの「かご」が作業中に意図しない動きをした可能性が考えられます。

再発防止策としては、以下が考えられます。

・点検前のチェックリストの作成と確認:

点検を開始する前に全ての操作が正常であるかどうかを確認するチェックリストを作成し、徹底する。

・遠隔監視システムの導入:

エレベーターの動きをリアルタイムで監視できるシステムを導入し、異常があった場合にはすぐに対応できるようにする。

 

3)推定原因3: 単独作業のリスク

事故時、男性は1人で点検作業を行っていました。

再発防止策については、以下が考えられます。

・二人一組の作業の実施:

危険が伴う作業は二人一組で行うことを原則とする。

・緊急時の対応手順の確立:

緊急時に作業員が取るべき行動、連絡網、救助手順を明確にする。

 

以上の対策を通じて、将来的に同様の事故のリスクを最小限に抑えることが期待されます。

 

話しは少し逸れますが、この事故をネットニュース(動画)で知ったときに、「あっ、昔、出張で泊まったことがあるホテルだ」と気づきました。

おそらく、宿泊したことがある時期は、1995~1997年頃で、当時の「上山田温泉」は、夜に下駄と浴衣・丹前姿で温泉街を闊歩する賑わいがあった記憶があります。

映像で見た「ホテル高美」は、外観が老朽化していましたが、「源泉100%のいい温泉」だった記憶があるので、いつか、再訪してみたいな、と思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ902号より)
 

 

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