2024年3月18日付のチバテレビが、

『高齢女性が特殊詐欺被害 約2億5000万円だましとられる/千葉県松戸市』

という見出しの記事を報じていました。

以下にこの記事を要約し、考察しました。

 

《記事の要約》

2024年3月18日、千葉県松戸市に住む75歳の高齢女性が、総務省の総合通信局の職員を名乗る詐欺師から約2億5000万円を騙し取られた事件が明らかになりました。
2023年11月から2024年1月にかけて、女性は自身の名義で携帯電話が不正使用されているとの電話を受け、犯人の指示でネットバンクや仮想通貨取引口座を開設。
その後、複数回にわたり合計約2億5000万円を仮想通貨に変換し、指定された口座に送金しました。
2024年3月11日、疑問を抱いた女性が警察に連絡し、詐欺が発覚。
警察はこの事件を詐欺として捜査しており、県内での電話詐欺被害額としては過去5年間で最高額です。
警察は被害を防ぐため、固定電話を留守番設定にするなどの対策を呼びかけています。

(要約、ここまで)

月並みですが、この記事を読んで、特殊詐欺は短期間に大金を騙し取るケースが多く、特に孤独な高齢者や個人情報を軽率に話す人がターゲットになりやすいことがわかります。
また、詐欺グループは高度な技術や心理戦を駆使して被害者を操作し、仮想通貨などを使って犯罪の痕跡を消す傾向があります。
そして、被害に遭う可能性がある高齢者に対する啓蒙活動が不足していること、また、情報に疎い人や孤立している人が特にリスクを抱えているといえるでしょう。

それにしても、一般的に、預金が2~3億円もある家庭はありません。
おそらく、詐欺グループには、「どこの家庭にお金がある」という情報があるのでしょう。

 

《特殊詐欺に騙されない方法》

特殊詐欺に騙されないための考え方や行動には、結局の所、

1)疑わしい電話やメールには応答しない
2)急な要求に対しては時間をとって考える
3)疑問に思ったら信頼できる家族や友人、警察に相談する
といったことが大切です。

また、「個人情報を軽々しく教えない」、「不審な要求には応じない」、「インターネットや仮想通貨の取引に関する知識を身につける」など、日頃から防衛策を考えておくことが重要です。さらに、固定電話を留守番電話設定にするなど、詐欺師からの接触を遮断する工夫も有効でしょう。

 

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