「やる気」は、存在せず、「やり始めないことには、やる気は出ない」と言われています。

つまり、やる気は、行動を起こす要因ではなく、結果だそうです。

要は、やる気が出るのを待っていても、行動を起こさない限り、いつまで経っても、やる気は起きないようです。

したがって、やる気がなくても、とりあえず、少しだけでも始めてみる、という行動が必要なようです。

以下に、「やる気」のポイントについて、まとめてみました。

 

《やる気とは何か》

「やる気」とは、特定の目標や課題に対して積極的に取り組む意欲や熱意のことを指します。

やる気があるという状態は、自発的なエネルギーと動機づけによって生まれ、行動を起こす力を引き出します。

 

《「やる気」のメカニズム》

やる気のメカニズムは、個人によって異なりますが、主な要素として以下のようなものがあります:

 

◆目標の明確化:

やる気を引き出すためには、具体的で明確な目標を設定することが重要です。

目標が明確になると、達成感や充実感が得られ、やる気が高まります。

 

◆自己効力感:

自己効力感とは、自分が目標を達成できるという信念や自信のことです。

自己効力感が高い人は、困難な状況でも努力を続けることができ、やる気を持続させます。

 

◆成果への報酬や認知:

達成した成果や努力が認められることで、モチベーションややる気が向上します。

報酬や賞賛は、やる気を高める要素となります。

 

《やる気を出すために必要な「行動を起こす」ためのポイント》

◆小さなステップから始める:

目標を達成するために一気に大きな行動を起こそうとすると、ハードルが高くなりやる気が減退することがあります。

まずは小さなステップから始めて、成功体験を積み重ねることでやる気を維持しやすくなります。

 

◆ポジティブな環境づくり:

やる気を高めるためには、ポジティブな環境を整えることが重要です。

周囲のサポートや励まし、良い影響を与える人々との交流などがやる気を引き出す一因となります。

 

◆自己モニタリング:

目標に対する進捗状況を定期的にモニタリングし、自己評価を行うことで、やる気を維持することができます。

進捗状況を確認することで、目標への達成感ややる気を高めることができます。

 

例えば、やる気を出すために必要な行動を起こすポイントとしては、以下のような事例があります:

 

◆学習に取り組む場合:

まずは短時間でも毎日少しずつ学習する習慣を身につけることから始める。

◆仕事のプロジェクトに取り組む場合:

タスクを細分化し、進捗状況を定期的に確認することでモチベーションを維持する。

◆スポーツやフィットネスの目標を達成する:

トレーニングや運動のスケジュールを立て、コミットメントを持って取り組むことが重要となる。

 

つまり、やる気は自発的な行動から生まれるものであり、行動を起こすことがやる気を引き出す要因となるのです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ863号より)

 

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