戦場において、「無能な者は、何もせず、黙っていろ」と言われます。

以下に、この意味について、事例を挙げて、説明し、ビジネスの世界でも、同じことがいえる事例を挙げてみます。

 

《“戦場において、無能な者は、何もせず、黙っていろ”の意味と事例》

「無能な者は、何もせず、黙っていろ」という言葉は、無能な人が不要な行動や発言をすることで状況を悪化させる可能性があるという警告を意味します。

 

戦場の事例としては、無能な司令官が誤った命令を出し、その結果、戦略的に不利な位置に自軍を置くというケースが挙げられます。こうした状況は、不要な損失や混乱を招くことになり、戦況を劣悪にしてしまう可能性があります。

 

《ビジネスにおける事例》

ビジネスの世界でも、無能な人が行動せず、黙っている方が組織にとって有益な場合があります。

 

1)プロジェクトの進行阻害:

無能なメンバーがプロジェクトに関与すると、誤った方向に進めてしまう可能性があります。

 

2)不適切な意見の提出:

会議や議論で無知なりに不適切な意見を提出すると、議論が進まなくなる、あるいは他のメンバーの時間を無駄にする可能性があります。

 

3)悪化する社内文化:

無能な人が不適切な行動や発言を繰り返すことで、社内文化が悪化し、他の従業員の士気が低下する可能性があります。

 

4)リソースの無駄遣い:

無能な人が担当するプロジェクトやタスクは、効率が悪くなり、リソース(時間、人材、資金)の無駄遣いとなる可能性があります。

 

5)貴重なフィードバックの欠如:

無能な人がフィードバックや評価を行うと、それが不適切である可能性が高く、実質的な改善が見られなくなることがあります。

 

以上のような事例を通じて、無能な人が「何もせず黙っている」方が、組織のためになると言えます。

ただし、これはあくまでも暫定的な解決策であり、長期的には能力開発や適切な人事配置が必要です。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ872号より)

 

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