2023年1月13日付けのThe GOLD ONLINEが、

『年収650万円・平均的な大卒サラリーマンの子…「やった!大学合格」と歓喜もすぐに知る「絶望的未来」』

と題した見出し記事を報じていました。

 

《記事の要約》

2024年1月13日と14日に行われる大学共通テストには、約49万人が志願。
しかし、合格後の大学生活には多額の費用が伴う現実があります。
国立大学の初年度納付額は約80万円、私立文系は約120万円、私立理系は約150万円、私立医歯系は約489万円です。4年間の総費用は、国立で約240万円、私立文系で約400万円、私立理系で約550万円に上ります。

 

大卒サラリーマンの平均年収は約658.4万円ですが、大学費用のために年間約100万円が必要になるため、家庭の負担は大きいです。特に下宿生の場合はさらに費用がかさみます。

 

多くの学生が家計の負担を軽減するために奨学金を利用しています。

日本学生支援機構によると、49.6%の大学生が奨学金を受給しており、その平均借入額は約310万円です。

奨学金の返済は平均約14.5年にわたり、返済額は平均で毎月約1.5万円です。これは、結婚、出産、子育て、住宅取得などのライフイベントに大きな影響を与えることが分かっています。

 

2024年度からは奨学金制度の改正が行われ、返還条件の緩和が予定されています。

貸与型奨学金の「定額返還方式」の条件が年収325万円以下から400万円以下へ引き上げられ、所得連動方式では所得控除が増額されます。給付型奨学金の条件も緩和される予定です。

 

大学進学に伴う経済的負担は大きく、多くの家庭にとって課題です。奨学金制度は学生の負担を軽減する一助となりますが、利用する際は最新情報の確認が重要です。

(要約、ここまで)

 

私事ですが、きょうだいは、私と妹のふたりですが、大学は、ふたりとも私立理系大学院(博士課程前期)まで通わせてもらったので、大人になって実感しましたが、両親に対しては、「よくぞ、通わせてくれた」と感謝しかないです。

私たちきょうだいの学生時代当時の世帯年収は、定かではありませんが、父は公務員だったので、ごく一般的な年収だったと思います。

 

私自身は、おそらく、当時の父と年収ベースではほぼ同程度の収入と思われます。

ギャンブルや車などといった超高額な趣味・嗜好はありませんし、独身で子供もいませんが、それでも、生活が「豊かだ」感じたことはありません。

つまり、もし、家族がいて、子供がいたら、経済面で「日々、やりくりに苦労する」ことになっていたでしょう。

 

つくづく、「人並みの生活をするのは、相当に大変なことなんだな」と思う次第です。
 

 

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