実業家の堀江貴文氏が、自らの公式YouTubeチャンネル「堀江貴文 ホリエモン」で2024年1月5日に更新した配信で、1月2日に東京・羽田空港で発生した日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故について、再び解説していました。
「責任問題より再発防止」、「原因を究明して世界中で共有すべき」・・・・といった主張は、共感する部分も多かったので、以下に、堀江さんの番組の内容を要約しました。
《堀江貴文氏のYouTubeの要約》
堀江貴文氏は、2024年1月5日に自身のYouTubeチャンネルで、1月2日に羽田空港で発生した日本航空と海上保安庁の航空機事故について解説した。
堀江氏は航空機に関する知識を持ち、以前にもこの事故について言及していた。
この動画では、事故の可能性として、海上保安庁の副機長が滑走路への誤進入や日航機の接近に気付いても指摘できなかったこと、管制塔が海保機の誤進入を見落とし、日航機にゴーアラウンド指示が出せなかったこと、さらに日航機側が暗闇で海保機の灯火を確認できなかったことを指摘。
これらの複数の要因が重なり、事故に繋がった可能性があると推測した。
また、滑走路が空いているかを示す「ストップバーライト」が故障(2023年12月27日に故障)していた情報も補足し、様々な過失が重なって事故が発生したと考察。
重要なのは、誰かの責任にするのではなく、原因の徹底究明と再発防止策を世界に共有することだと強調した。
ユーザーからは、再発防止に努めること、個人攻撃を避けること、軽微なミスが大事故に繋がる可能性を認識し、原因を究明して今後同様の事故を防ぐことが重要だとするコメントが寄せられている。
(要約、ここまで)
私は、この番組を視聴して、堀江氏の推測も含めて、印象に残ったことは、
・海保は階級社会で、機長の誤進入に副機長が指摘できなかった可能性
・管制官が、海保機の誤進入を見落とした可能性
・海保機の機長が、離陸優先順位1番の官制の指示を滑走路で待機して待つと勘違い
・事故調査委員会より先に警察が介入すると責任追求になり、真実が隠れる可能性
・事故原因は世界中で共有すべき
・・・
といった点です。
それと、重要な事実として、2023年12月27日に、“滑走路が空いているかを示す「ストップバーライト(停止線灯)」が故障していた”という点が、「さまざまな事故防止に繋がるプロセスをすり抜けて、最後のとどめにつながった大きな原因」だと素人ながら、感じます。
この大手メディアでは、現時点で、この「ストップバーライトの故障」については、あまり報道されていないように思います。
この「羽田空港C滑走路のストップバーライトの故障」は、管制官に共有され、事故当時の管制官は知っていたのかが気になります。
結果論ですが、ストップバーライトの故障により、各プロセスでの誤認などのミスが重なった場合、最後にギリギリで事故を防げた可能性が機能せず、リスクが高まっていたことを担当管制官が認識していれば、事故リスクが高まった状態でのオペレーションであることを認識し、滑走路の各機材の侵入や待機状況を普段より注意深く監視できたのではないかと思います。
月並みですが、今回の日航機と海保機の衝突事故は、いくつかのミス(と言えないようなミス)が重なって、発生してしまったヒューマンエラーだったのでしょう。
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