2023年12月12日に、2024年3月24日に開催される予定の「とくしまマラソン2024」が、エントリー最終日となった12月12日午後7時時点での応募者が、全体では6910人と定員の約86%にとどまっていて、一般枠の募集を1月14日まで延長するという報道がありました。

「とくしまマラソン」の募集期間延長は、2年連続だそうです。

 

私は、「とくしまマラソン」に、たぶん、4~5回参加していて、初出場が、2014年4月20日で、タイムは、2時間55分5秒で、当時の自己ベスト(現在はセカンドベストタイ記録)で走れたため印象がよく、エントリーの季節になると、その後も忘れずにエントリーしていた大会です。

「とくしまマラソン」は、「おもてなしの大会」と言われ、当時は、募集開始から、すぐに定員に達していたので、2年連続の募集期間延長という報道には、昨今の事情から想像はつくものの、隔世の感です。

 

一般論として、参加者激減の理由として、
1)コロナ禍で大会中止となり、継続したランニング習慣が薄れる人が増えた
2)参加費の高騰
3)大会における「おもてなしの簡素化」による失望感
4)オンライン大会が広まり、リアル大会にこだわらない層が生じた
などがあるでしょう。
 

ちなみに、2024年3月31日に福井県で開催される「ふくい桜マラソン」(フルマラソンなど)は、一般ランナー募集が2023年6月に始まり、11月10日に締め切ったそうですが、全ての種目で定員(合計1万5263人(速報値))に達したそうです。

エントリーの年代別では、50代が最も多いそうで、2000年代のランニングブームが始まった頃に、ランニングが習慣化した層が、継続してエントリーしていて、若い世代には、アスリートを除いて「マラソンは、中高年のスポーツ」という感覚なのかもしれません。

 

「とくしまマラソン」の報道を見て、自分が、かつて参加したマラソン大会は、いまはどうなっているのか、少しチェックしてみました。

例えば、2013年3月に参加した「第48回長野県ロードレース伊那大会」(日本陸上競技連盟の公認大会)ですが、2017年の第52回大会を最後に「半世紀以上続いた大会」が終了していました。

終了理由は、コースとなっている市道沿いが住宅化して交通量が増えてきたことや、同じ時期に春の高校伊那駅伝が開かれることが理由だそうです。

第48回大会を走った経験からすれば、コースの殆どが、舗装された田んぼ道で、交通量が多いとは思えませんが、おそらく、安全面を考慮して、大会役員やボランティアを数多く配置する必要がありますが、3月に「高校伊那駅伝」があるので、「月に2回もスタッフを動員する余力が無い」というのが本音ではないかと思います。

 

ちなみに、最後の大会となった2017年大会の各部門の1位は、高校の部 丸山幸輝さん(佐久長聖) 女子の部 和田有菜さん(長野東高校) 中学男子の部 越陽汰さん(川中島中)ですが、いずれも著名な選手に成長しています。

丸山さんは、佐久長聖から明治大学を経て、現在は実業団のYKK所属、和田さんは、長野東から名城大学を経て、現在は実業団のJP日本郵政グループ所属、越さんは、川中島中から佐久長聖を経て、現在は東海大学駅伝部の主将です。

私が出場(10キロ)した時に「高校生の部」で、優勝したのが、藤木悠太選手(佐久長聖→駒澤大学→トヨタ紡織(引退)、2位が、春日千速選手(佐久長聖→東海大→ヤクルト(引退))でした。

月並みな感想ですが、陸上競技選手の選手生命は短いですね。
 

 

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