2023年10月29日に、第41回全日本大学女子駅伝が開催されました。

自分自身が、マラソン大会に出場しまくっていたコロナ禍前は、全日本大学女子駅伝の結果を知るのみでしたが、コロナ禍以降は、この大会のテレビ中継を毎回、楽しみに、リアルタイムで視聴しています。

 

当初、注目していたのは、2年前の全日本学生女子駅伝で、衝撃の走りを見せてくれた、拓殖大学の不破聖衣来選手(3年生)です。

しかし、パリ五輪1万メートル出場を目指して、調整中だそうで、駅伝メンバーにエントリーをしなかった時点で、注目は、「名城大学の7連覇」や日本インカレ女子5000m覇者の日体大の山崎りさ選手、ワールドユニバーシティゲームズハーフマラソン金メダルの大阪藝大の北川星瑠選手、ワールドユニバーシティゲームズハーフマラソン代表の大阪学院大の永長里緒選手などの走りに移りました。

 

テレビ中継を見ている範囲で異変があったのは、1区と3区。

1区では、城西国際大学の大沼亜衣選手が転倒の影響で、中継所手前では、足を引きずるように襷を渡し、3区では、同じく中継所の250m手前付近から、大阪芸術大の菅崎南花選手が、意識もうろうとなり、何度も転倒しながらタスキをつなぐシーンがありました。

報道によると、菅崎選手は脱水症状だったようで、大阪芸術大学の監督は、報道陣に「倒れて、路上に頭を打ち付ける可能性もあった。大会事務局には、緊急連絡先を伝えてあり、レースを止めて欲しかった」と語ったそうです。

 

テレビを見ていた私は、正直、「中継所手前だから、なんとか襷を繋いで欲しい。頑張れ!」という気持ちと、「将来があるから、早く大会役員がレースを止めて、助けた方がいい」という気持ちが混在していました。

テレビを見ての感想ですが、おそらく、大会役員は「中継所付近のできごと」なので、「襷に掛ける各大学の重み」を意識して、「どうしていいのか分からない。見守るしかない。」といった気持ちのように感じました。

 

大会運営規程の詳細を知らないので、いい加減なことは言えませんが、「大会役員の質問にきちんと応答できる場合はレースを止めない」、「3回ふらついて転倒したら、大会役員の判断でレースを止められる」・・・といった明確なルールを決めておくべきなのかもしれません。

 

それにしても、名城大学は強かったです。

米沢選手が故障で調整不足と聞いていましたが、それなりに纏めて1区2位。この日が20才の誕生日だった3区石松選手が区間賞。全6区間で、名城大の区間賞は2区間(3区と6区の谷本選手)で、3区間で区間賞を出した立命館大より区間賞は少なかったですが、昨年のアンカーで4年生の増渕祐香選手、高校駅伝で活躍した長野東高出身の1年生村岡選手などがメンバー外と選手層が厚いイメージでした。

2023年12月30日の富士山女子駅伝(第11回全日本大学女子選抜駅伝競走)では、今回調整ミスで実力が出し切れなかった選手を含め、どんな走りを見せてくれるか、楽しみです。
 

 

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