チョコレートをカット加工して販売する会社(菓子製造業許可を取得している)の知り合いから、以下のような質問を受けました。
最終的には、「保健所に相談するのがいいのでは?」と頼りない回答になってしまいましたが、私見を含め、考察してみました。
#1海外から輸入したチョコレート(原木)の賞味期限について、国内でカット加工して販売する場合、カット加工会社が、賞味期限を設定することは可能ですか。
#1の考察:
海外から輸入したチョコレート(原木)の賞味期限について、国内でカット加工して販売する場合、カット加工会社が賞味期限を設定することは可能です。
しかし、その場合でも、カット加工会社は製品の品質や安全性を維持するための適切な製造・保存方法を理解し、これに基づいて賞味期限を設定する必要があります。
#2輸入チョコレートをカット加工する会社が設定した賞味期限を過ぎたチョコレート(冷凍保存されている)を原料として使用する食品メーカーのリスクをについて、教えてしてください。
#2の考察:
賞味期限を過ぎたチョコレート(冷凍保存されている)を原料として食品加工を行う場合のリスクについてですが、最も重要なリスクは食品の安全性です。
賞味期限は製品の品質が保証される期間を示しており、これを超えると品質低下の可能性があります。冷凍保存されているとはいえ、賞味期限を超えた製品を使用すると、食品感染症のリスクが高まる可能性があります。
また、賞味期限を超えた製品の使用は、消費者の信頼を損なう可能性があります。
#3輸入チョコレートをカット加工する会社が設定した賞味期限を過ぎたチーズ(冷凍保存されていた)について、カット加工会社が賞味期限を延長することの是非について教えてください。
#3の考察:
カット加工会社自身が設定した賞味期限を過ぎたチョコレート(冷凍保存されていた)について、賞味期限を延長することの是非についてですが、その判断は、食品の安全性と品質、そして法的な規制を厳密に考慮する必要があります。
再度、科学的な証拠に基づいた評価を行い、製品の安全性が確保され、品質も維持されていることが確認できた場合にのみ、賞味期限の延長を考慮することができます。
しかし、あくまで原則として、賞味期限は製品の安全性と品質を保証するためのものであり、食品衛生法に違反しない範囲で適切に管理することが求められます。
知り合いが保健所に確認した結果は、聞いていませんが、賞味期限の設定の考え方は、難しいな、と思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ859号より)
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