私がサラリーマンを辞めたのが、2000年代なので、「オフィス環境って、どのように変わっているんだろう」としばしば思うときがあります。
先日、20数年ぶりに、以前、勤務していた職場に訪問しました。
会議室の壁は、一部スケルトンなので、打ち合せをしながら、執務室方向をみると、机や家具、OA機器の配置は、比較的、当時のまま。
そのため、懐かしい気持ちがこみ上げてきました。
そんな感情を抑えつつ、打ち合せをしてましたが、当時と比較して、大きく変わったのは、固定電話の鳴る頻度です。
現在の売上規模は、当時の何倍にもなっているのですが、殆ど、電話が鳴りません。
やはり、今の時代のコミュニケーションツールの主体は「音声の固定電話>音声の携帯電話>文字の電子メール」となっているのだな、と実感しました。
電子メールがビジネス上のコミュニケーションツールの主体になったことで、「緊急性のある用件」でも、1日程度の猶予がある場合は、「まずは電子メールでの連絡」が、ビジネスの基本にいつの間にかなっています。
20年前なら、このような場合は、「詳細は電子メールで」だったとしても、「まずは、直接電話」でした。
つい最近のことですが、メールでのやり取りは、何度かある人ですが、会ったことがない人と、ある組織に一緒に訪問する予定がありました。
しかし、そのうちのひとりが、急遽、参加できなくなった旨のメールによる連絡がありましたね。
個人的には、この時の連絡メールは、「失礼な内容」だと思いました。
理由は、「大変申し訳ございません」という言葉はありましたが、「急遽、会議に参加できなくなりました」という文面だったからです。
「会議に参加できなくなった」は、結果であって、「不参加理由」が、まったく言及されていません。
訪問先の都合もあるでしょうし、不参加理由が、個人的な都合だったとしても、「噓も方便」ではないですが、「不参加理由」について伝えるべきでしょう。
・・・という話しをしていたら、同年代以上は、「わかる~」という反応でしたが、若い世代は、「この経緯のどこが問題なんですか?」という表情。
この若い世代の感覚に高齢者の僕らは合わせて行くという発想じゃないとダメなんだろうか、と思うこの頃です。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ845号より)
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