2023年9月21日付の朝日新聞デジタルは、半導体メモリー大手の「キオクシア」が、人員削減を検討していることを報じていました。

 

《朝日新聞デジタルの記事の概要》

半導体メモリーの大手企業キオクシアが、現在不況のメモリー市場と企業自身の経営困難を受けて、人員削減を計画していることが報じられました。

具体的には、56歳以上の正社員を対象に早期退職を勧める方針を21日に労働組合に説明する見通しであり、退職者には退職金の増額や再就職支援が提供されるという。

キオクシアは「NAND型フラッシュメモリー」と呼ばれる記憶装置の世界的な大手製造業者で、これがスマートフォンやパソコン、データセンターなどで使用されています。

しかし、物価高と中国経済の減速により、市場は需要が低迷し、価格も下がり続けている状態です。

キオクシアは、2024年以降に需要が回復すると予測していますが、近頃3四半期連続で巨額の赤字を計上しており、最近の四半期で1031億円の赤字を記録しています

(記事の概要、ここまで)

 

《キオクシアの人員削減以外の打開策》

キオクシアの低迷は、キオクシアの業績が、中国への輸出量に左右されているため、米国の対中半導体制裁が影響していると言われています。

一般論になりますが、人員削減以外に考えられる打開策を以下に検討してみました。

 

◆新技術の開発と導入:
企業は最先端の技術開発に投資し、製品の品質と効率を向上させることで、市場の競争力を保持または増加させることができます。


◆事業の多角化:
半導体産業だけでなく、他の高付加価値の分野や事業への進出を検討することで、リスク分散を図るとともに新たな収益源を創出することができます。

 

◆提携と協力:
他の企業や研究機関との連携を強化し、共同で新たな製品や技術を開発することで、研究と開発のコストを削減しつつ、技術革新を促進することが可能です。

 

ご承知の通り、キオクシアは、2017年に東芝の半導体メモリ事業を分社化して設立されました。

その後、2018年に東芝グループから離脱して、2019年10月1日付で、東芝メモリ株式会社からキオクシアという社名に変更になりました。

私の学生時代の同期は、何人も「東芝」に就職しましたが、彼らの話では、かつての東芝は、総合電機メーカーですから、ある事業部門の業績が落ちても、「事業部の転籍」という方法で会社に残る道もあったようです。

しかし、半導体メモリ事業の1本足打法では、業績が落ちれば、早期退職など希望退職をするしかないのでしょうね。

 

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