プロ野球界初のシーズン200本安打を達成し、メジャー通算3089本のヒットを打ったイチロー選手曰く「無関心が一番傷つく」そうです。

 

つまり、

・他人から嫌われるのが大好き

・僕を嫌う人の僕に対するエネルギーは半端ない

・興味がないことが一番辛い

・無関心が一番嫌い

・大嫌いと言われたらゾクゾクする

そうです。

 

おそらく、イチローさんは、

「自分が嫌われていることにどのように対応すれば、さらに興味や関心を持ってもらえるのか」

原因を究明して、対処することが、やる気のスイッチ、つまり生きがいというかモチベーションなのでしょう。

 

私なら、常にではないですが、時として、

・無関心なら、こちらから気を使う必要もない

・相手と干渉することもなく、自由になれる

・ひとりの方が、かえって楽

・平凡でいることが一番

と考えるからです

 

子どもの頃は、「目立とう精神旺盛」でした。

今考えると、「奇をてらっていた」。。。つまり、「わざと人と少し違った行動や視点を変えた思考や発想をして、他人の注意をひきつけようとする」ことしていたように思います。

 

しかし、大人になるにつれて、この行動・思考パターンは、「他人に誤解されやすい」、「不必要に相手に警戒されやすい」という側面があることに気づきました。

他人に、誤解されることほど、メンタル的に辛いものはありません。

かつて、ネット掲示板に、自分のスレットが立ったことがありましたが、その時はそれを見るのが辛かったです。

 

また、「自分では人と違った視点でものを考えていたつもり」でも、「そのような発想をする人は、他にも大勢いる」、つまり、たいていのことは、すでに誰かが考えていることだということもわかりました。

 

ただ、ニッチな世界や経験値が少ない相手との関係性においては、少し視点をずらした発想が、評価されることにも気づきました。

要は、「競争相手が多い世界でなければ、少し視点を変えた発想や行動を取れば、勝負できるかもしれない」ということに気づいたのです。

 

話題を「他人が自分に興味がないことが一番辛い」に戻りますが、確かに「好きの対義語は嫌い」でなければ、「嫌いの対義語も好き」では、実は違って、「好きや嫌いの対義語は無関心」ではないかと思います。

「無関心」=「そこにいるのにいないものとして扱われる」・・・今の言葉で言えば「居場所がない」ということなので「辛い」と感じるのかもしれません。

 

つまり、「嫌われることは一番ゾクゾクする」というイチローさんの考えは、自分に実力やそれに裏打ちされた自信があってこそ言えることで、凡人にとっては、平穏に過ごせる方がしあわせ、と私は思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ798号より)
 

 

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