2023年1月2日に、現役のコンビニエンス店員が、Twitterで「迷惑行為というより犯罪レベル」と「非常識なごみ投棄」について、怒りのtweetをしたことが話題になっています。
簡単に経緯を整理すると、
◆現役のコンビニ店員が、「ゴミ箱に捨てに来るのは迷惑行為です」とtweetした
◆ごみ箱に投げ込まれていたのは、焼け焦げたクッキー缶
また、次のようなtweetをした
◆「ちょっと言わせて。コンビニにあるゴミ箱に家庭のゴミが持ち込まれるの」
◆「コンビニは公共のゴミ置き場じゃないってわかってるはず」
◆「店は私有地。駐車場には自転車とか炊飯器とか有り得ないものまで持ち込まれる」
◆「お店は処理料がかかる。もう迷惑行為というより犯罪レベル。やらないで」
この投稿に対して、ネットでは、
「どこにでもこういう非常識な人がいるのですね」
「わざわざ家庭ごみ持ってきて捨てる行為が理解不可能です」
といった声が寄せられていました。
感覚論で語ってはいけませんが、小学生の甥や姪と話をしていると、今の小学校では、ゴミの分別や処理場の仕組みについて教えているらしく、外出やキャンプなどで生じたゴミを持ち帰る、というのは、常識になっているようです。
そう考えると、「あり得ない、犯罪レベルの迷惑行為」をするのは、「分別があるはずの大人」なのかもしれません。
現在の40歳以降の世代は、家庭ゴミは、自治体が無料で引き取っていた時代を知っています。
もう、粗大ゴミが有料化されてから久しいですが、「家庭ゴミを捨てるのにお金がかかる」という感覚が、内心、納得していない人も多いのかもしれません。
また、コンビニは「大手企業」というイメージがあるのかもしれません。
実態は、オーナー経営のフランチャイズ店の方が圧倒的に多いですが、「大手企業ならこのぐらいのゴミはなんとかしてくれるだろう」という甘えの発想があるのでしょう。
トイレについても、お店の場所によっては、コンビニは「ドライブイン」的な役割を担っている面もありますが、「買い物の用事がなくトイレだけ、断りもなく使用する行為」は、「不法侵入」でしょう。
仮に、監視カメラ等で取り締まることは可能ですが、費用対効果を考えれば、難しい店舗もあり、結局は、不法行為を見かけた人の通報と、各コンビニ利用者のモラルに依るでしょう。
ちなみに、単身者かつ出張が多い私は、ゴミの管理には気を使います。
というのも、生ゴミをうっかり大量に出してしまうと、マンションなので、廃棄できない曜日に出かけることになり、帰宅するまで生ゴミが出せなくなるからです。
ダンボールは、月1回の回収日がありますが、そのタイミングに自宅にいることは、まずないので、ダンボールゴミが発生すると、ちぎって、燃えるゴミの袋に入れて出しています。
マンションにゴミをためておく施設がある場所に引っ越せば問題解決ですが、それもなかなか容易ではありません。
これからの時代、単身者が増えると予想されるので、「モラル」だけでなく、社会システム的にも何か方策がないと、じわじわと問題になっていくと思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ836号より)
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