2023年6月29日付の「ヨミドクター」(読売新聞)が、「パンケーキ症候群」について、詳しい医師にインタビューした記事が掲載されていました。

 

以下に、この記事の要約と家庭で発生する「パンケーキ症候群」の原因と再発防止策を考察しました。

 

《記事の要約》

「パンケーキ症候群」は、パンケーキやお好み焼きなどに含まれる小麦粉に混入したダニが原因で引き起こされるアレルギー反応で、湿疹、かゆみ、腹痛、下痢、嘔吐などの症状を示すことがあります。

悪化すると血圧低下や呼吸困難、意識障害を起こす可能性があり、命に関わる場合もあります。

ダニは温暖で湿度が高い梅雨から夏にかけて増殖しやすいため、この時期に注意が必要です。

発症を防ぐには、開封した小麦粉は使い切る、使い切れない場合は冷蔵庫で保管するなどの対策があります。

また、体にアレルゲンを少しずつ慣らす「アレルゲン免疫療法」も存在しますが、重症の気管支喘息の人などは使えません。家からダニを完全に排除するのは難しいですが、掃除機をこまめにかけるなどでダニとの接触を減らすことができます。

 

《家庭で発生するパンケーキ症候群の原因》

◆小麦粉の保存方法:

小麦粉やホットケーキミックスを開封後、長時間放置してしまうと、袋の中にダニが入り込み繁殖します。

◆環境条件:

ダニは温度や湿度が高い状況を好みます。特に「気温25度、湿度75%」前後の条件では、ダニは繁殖しやすくなります。

◆アレルギー反応:

既にダニに対するアレルギー反応を持っている人は、ダニが混入した食品を摂取することで症状が発症します。

◆食材の種類:

パンケーキの他にもお好み焼きやたこ焼きなど、小麦粉を主成分とする食材が問題となる場合があります。

◆加熱調理:

パンケーキやお好み焼きなどは加熱調理されますが、ダニは熱により死滅しても、一部のアレルゲンは残ります。

 

《家庭で発生するパンケーキ症候群の再発防止策》

◆小麦粉の適切な保存:

小麦粉やホットケーキミックスを開封したら使い切ることが理想的です。使い切れない場合は冷蔵庫で保管し、ダニの繁殖を防ぎます。

◆環境管理:

室温や湿度を管理し、ダニが増えやすい状況を作らないようにします。

◆食材の確認:

小麦粉を主成分とする食品を摂取する際は、食材にダニが混入していないか確認します。

◆アレルゲン免疫療法:

体にアレルゲンを少しずつ慣らすアレルゲン免疫療法を利用し、アレルギー反応を抑制します。

◆清掃:

住居の掃除をこまめに行い、ダニを防ぐ布団用カバーを使うなどして、ダニの生息数を制限します。

 

個人的には、ホットケーキが好きで、たまに作るので、賞味期限切れ、かつ、開封済みのホットケーキミックスが、キッチンの引き出しの奥に残っていそうです。

「まだ、余っているのにもったいないな」、と思わずに、食材の整理をしたいと思います。
 

 

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