2023年6月14日、岐阜市の日野基本射撃場で陸上自衛隊員による銃乱射事件が発生しました。
 

各メディアの報道によると、事件によって陸上自衛隊守山駐屯地に所属する25歳と52歳の男性自衛隊員が銃撃され死亡し、もう一人の25歳の男性自衛隊員も重傷を負いました。

この事件は午前9時15分頃、射撃場から「銃による負傷者がいる」と消防に通報されたことで発覚しました。

事件の現場で身柄が確保された男性は逮捕され、殺人未遂の疑いで自衛隊に引き渡されました。逮捕されたのは18歳の自衛官候補生で、銃を発砲したことは認めています。

日野基本射撃場は陸上自衛隊第10師団が管理しており、この事件は新人隊員の実弾射撃訓練中に発生しました。

第10師団によると、逮捕された男性は4月に自衛隊に入隊し、第10師団で教育を受けていた自衛官候補生であったとのことです。

 

《事件の原因》

この事件は、18歳の自衛官候補生が銃を乱射した行為です。

具体的な動機や銃を撃った理由は、警察が現在調査中ですが、容疑者が入隊したのが4月で、人間関係に悩んでいたという報道もあり、厳しい訓練に耐えられなかったのかもしれません。

 

《同様の事案を防ぐための再発防止策》

以下の対策が考えられます。

 

◆自衛隊員のメンタルヘルスのサポート強化

ストレス管理や心理的負荷の軽減に取り組むためのカウンセリングや支援プログラムを提供する。

◆銃器の管理と安全対策の徹底

適切な保管方法や取り扱い規定の周知徹底を行い、不正使用や紛失を防止する。

◆部隊内でのコミュニケーションとチームワークの強化

信頼関係の構築や情報共有の文化を醸成し、問題の早期発見と対応を促進する。

◆訓練プログラムでの安全意識の向上

銃器の適切な取り扱いや射撃のルール、危険予知能力の育成に重点を置く。

◆監督体制の強化と厳格な監察

上位の隊長や指揮官が適切な指導と監督を行い、安全な環境を確保するための体制を整える。

 

このような再発防止策の導入により、類似の事件を未然に防ぎ、陸上自衛隊内の安全性と信頼性を向上させることが期待されます。
 

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