2023年5月31日に、大阪府八尾市の老朽化したビルの解体工事現場で、壁や足場が崩れる事故が発生しました。

 

この事故の概要と事故原因、再発防止策を考察してみました。

 

《事故の概要》

解体中のビルで壁や足場が崩れる事故が発生しました。

事故が発生した場所は、大阪府八尾市のビル解体現場で、6階建てのビルを解体中に壁が崩れ、足場に使用していた鉄パイプも歩道に落下しました。

幸いにもケガ人はなく、警察が作業ミスを調査中です。

 

《解体工事現場で発生した事故の想定される原因》

◆不適切な解体計画や設計:

解体工事の計画や設計に不備があり、十分な安全対策が講じられていなかった。

◆壁の強度不足:

解体作業中に壁の強度が予想よりも低かったため、予期せぬ崩落が起きた。

◆足場の不安定性:

使用されていた足場が不適切であり、崩落や倒壊の危険性が高かった。

◆作業ミス:

作業員の誤った操作や手順の不遵守が原因で、事故が発生した。

◆監督不備:

解体作業の監督が不適切であり、安全な状態を維持するための適切な指導や管理が行われていなかった。

 

《解体工事現場で発生した事故の再発防止策》

◆安全な解体計画と設計の策定:

解体作業前に十分な計画と設計を行い、安全性を確保するための適切な手順を定める。

◆壁の強度評価と補強:

解体対象となる壁の強度を事前に評価し、必要に応じて補強を行う。

◆適切な足場の設置:

安定性と耐荷重を考慮した適切な足場の設置を行い、作業員の安全を確保する。

◆作業員の研修と遵守の徹底:

解体作業に従事する作業員に対し、安全な作業手順や操作方法の研修を行い、徹底した遵守を促す。

◆強化された監督体制:

解体作業現場の監督者を適切に配置し、作業の進行や安全対策の遵守を厳密に監督する体制を整える。

◆定期的な安全点検と保守:

解体工事中の施設や設備の定期的な点検を行い、安全性や耐久性の確保に努める。必要な修繕や保守作業を適切に実施する。

◆情報共有と意識啓発:

関係者間での適切な情報共有を図り、安全意識を高めるための教育や啓発活動を実施する。また、作業員や関係者に安全に関する情報や注意事項を適切に伝達する。

◆組織文化の改善:

安全を最優先する組織文化を醸成し、従業員全体の安全意識を高める。上層部からの積極的なリーダーシップと労働安全に対する取り組みを推進する。

◆法令と規制の遵守:

解体工事に関連する法令や規制を遵守し、適切な手続きと安全対策を実施する。関係機関との連携を強化し、適切な指導と監督を受ける。

 

これらの再発防止策は、あくまでも一般論です。

つまり、この事故に適したものではないかもしれません。

ただ、解体工事現場における事故のリスクを最小限に抑え、安全な作業環境を確保する上で重要な要素なので、自社の業務に置き換えて、事故の原因を分析し、継続的な改善策を検討する上で、参考になる部分があるかもしれません。
 

 

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