2023年5月30日付けのハフポスト日本版が、

「教員の採用試験、6月に前倒し「標準日」設定へ。文科省方針、採用難に対策。試験の全国共同実施も検討」

という見出しの記事を報じていました。

 

以下に、この記事の概要と教員を目指す人が減少している原因と対策、教員採用試験を6月に前倒しするメリットとデメリットについて、考察してみました。

 

《記事の概要》

文部科学省は、2024年度の公立小中高校の教員採用試験を6月に前倒しして開始するよう促す文書を全国の都道府県教育委員会に配付した。

1次試験の標準日は2024年6月16日とし、将来的には全国の教育委員会で、共同で試験を行うことを目指している。

 

《教員を目指す人が減少している原因と対策》

◆働き方改革の進展による労働環境の不安定さ:

働き方の改善や待遇の向上に取り組むことで、安定した労働環境を提供する。

 

◆就職先の多様化:

教員以外の職業や業界への魅力を高めるため、キャリアパスや成長の機会を明確に示す。

 

◆教員の社会的イメージの低下:

教育の重要性を広く認識し、教育職の社会的評価を向上させる。

 

◆長期間の資格取得プロセス:

資格取得の煩雑さを緩和し、スムーズな就職とキャリア形成を支援する。

 

◆非正規雇用の増加:

正規雇用の拡充や安定した雇用形態の提供を図る。

 

《教員採用試験を6月に前倒しするメリットとデメリット》

〈メリット〉

◆受験者の学習期間の確保:

夏休みや学校の空き時間を活用して十分な準備ができる。

 

◆大学推薦入試との連携:

成績優秀者への特例採用を促進し、優秀な学生を早期に採用することが可能となる。

 

◆教員の早期確保:

早期の採用手続きにより、教員不足の解消に寄与する。

 

〈デメリット〉

◆問題作成の負担増:

試験問題の作成期間が短くなり、教委の負担が増加する。

 

◆受験生の負担増:

試験勉強の期間が短くなり、受験生の負担が増える可能性がある。

 

 

現場の実態が数字として正確には分かりませんが、私の友人、知人に、長年、中学や高校の非正規教員(講師)がいるので、彼らからの話しを聞く限り、感覚的には、正規採用を望む非正規講師は、相当数、存在すると思います。

まずは、この中からの正規教員化を目指すべきだと思います。

 

外野の意見ですが、非正規教員は、教育委員会に、便利に使われているように思います。

また、「教員免許」の問題はありますが、教育能力のある人材は、例えば、大学の教養課程の非常勤講師や学習塾の非正規講師にもいると思います。

優秀な教員不足の解消は、教員採用試験の前倒しだけで無く、安定した雇用と給与を支払うことで、非正規の教育関係者からの採用を促す必要もあるのではないかと思います。

 

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