生活スタイルの変化とコロナ禍の影響が追い風になったのか、テレビの通販やネットショッピングが、好調だそうです。

社会人になった頃の私の休日の過ごし方のひとつに「大型書店に行って面白そうな本を探す」というものがありました。

 

しかし、そんな趣味があった私も、いまでは、しっかりAmazonユーザーです。

ちゃんと集計したわけではないですが、雑誌を除き、この1年間に購入した書籍は、おそらく30冊程度ですが、そのうち、リアルな本屋さんで購入したのは、記憶の範疇ですが、4~5冊です。

 

ネットでの購入が多くなった理由は、「大型書店自体の数が減った」ということもあると思いますが、ネット通販の便利さや「ネット広告」にも原因があると思います。

Amazonは、例えば、あるビジネス書を購入すると、その著者や類似本の案内が流れてくるので、「こっちの本も買っておくか」と、ついポチッとクリックして購入してしまいます。

 

少し話題は逸れますが、モノやサービスを「売る側」の心理作戦として、以下のような手法があります。

#1 スノッブ効果

  「期間限定」、「限定○個」など限定されると欲しくなる

#2 ウィンザー効果

  販売者からの直接の情報よりも、SNSなど、利害関係のない第三者が発信する情報の方が、信頼性が増す

#3 松竹梅の法則

  3つの選択肢があると、人は真ん中を選びやすい。店側が売りたい商品は、真ん中の商品。

#4 アンカリング効果

  元々8000円の商品を「1万円から2000円オフ」と広告・宣伝されると、お得に感じる

#5 アンダードック効果

  弱い立場の人を応援したくなる心理効果。

  「当店は、少人数ですが、手作りでひとつひとつ作っています」といった弱みを見せると応援したくなる。

 

本質的な詐欺商法は、完全にアウトです。

しかし、情報社会の現代では、人間の心理を突いて、注目を浴びなければ、そもそも、商品や店舗に気づいてもらえません。

ただ、個人的には、ブレイクして有名になりすぎる前に、「発掘」して人気が出るものも好きです。

札幌だと、行列の絶えない「らーめん信玄」や「麺屋雪風」があります。

信玄は、20年以上前は、いつでも入れるお店だったのに。。。と行列を見るたびに、しみじみ感じます。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ821号より)
 

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