NHKの老舗名物番組のひとつ「NHKのど自慢」の司会者が、2023年4月から、10年ぶりに変わります。

現在の司会者は、2013年4月から担当してきた小田切千アナウンサーで、3月26日の放送が、担当最終回です。

番組公式Twitterでは、「10年間司会をつとめた小田切千アナウンサーが今回を最後に番組を離れます。小田切アナが紹介した出場者の数はおよそ8000人」されていました。

 

「のど自慢」は、NHKのテレビ放送が始まる以前の1946年から始まった番組で、私は生まれていませんが、番組が生んだ名物司会者と言えば、日本初のフリーアナウンサーとなり、参議院議員も務めた高橋圭三さん、同じく参議院議員となった宮田輝さんが有名です。

私が物心ついたときの司会は、歴代司会者の中で最長期間(17年間)担当したレンズの大きなメガネが特徴的な「金子辰雄アナウンサー」。

私の中では、今でも「のど自慢=金子アナ」です。

 

金子アナの後は、吉川精一アナ(6年)、宮川泰夫アナ(8年)、宮本隆治アナ(2年)、徳田章アナ(通算で4年9ヶ月)、松本和也アナ(1年3ヶ月)と司会者のバトンが引き継がれ、2013年4月から小田切アナが担当し、2023年4月からは、廣瀬智美アナと二宮直輝アナが隔週で担当するそうです。

 

廣瀬アナは、スポーツ、二宮アナは、報道のイメージが強いアナウンサーだったので、のど自慢への抜擢は、意外な感じがしますが、のど自慢の司会者を女性が担当するのは、「初」ですし、決められたニュース原稿を読んでいたイメージの強い二宮アナが、素人の出演者からどんなコメントを引き出すのかにも、注目です。

 

ちなみに、小田切アナは4月から「ニュースLIVE!ゆう5時」を、NHK大阪に異動する高瀬耕造アナに変わって担当するそうです。

また、現在、大阪局で「ほっと関西」を担当している二宮アナは、2023年2月に開設したTwitterの3月25日付け投稿で、「(省略)近々関西を離れます。寂しさはありますが、常に心の中にある。まさに。「さよならだけどさよならじゃない」(byやまだかつてないWink)そんな気持ちでプロフィールを更新しました。(省略)」と綴っていました。

 

話は変わりますが、今の時代は、サラリーマンでも、TwitterやInstagramを開設して、自由に投稿できる時代になったことが驚きです。

私は、サラリーマン時代に、専門雑誌からの原稿依頼が何度かあり、投稿していますが、すべて、雑誌社に提出する前に、所属組織のチェックを受けていました。

つまり、自由に想いや意見を発信することは、御法度でした。

 

1990年代半ばから、ブログが流行始め、「情報発信したいなぁ」と思っても、バレると所属組織からおとがめがあるのはわかっていたので、ひたすらガマンでした。

したがって、独立したときに、一番嬉しかったのは、「自分の判断で、リアルタイムに情報発信できること」でした。

NHKアナのTwitterをチェックすると、深川仁志アナ、宮崎あずさアナや2月に「知人女性のマンションに侵入した疑いで逮捕された」男性アナウンサーなども開設していました。

時代は変わったなぁ、と思います。
 

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