ここ最近、ニュースやワイドショーで、「チャットGPT 」の話題が多いです。

チャットGPT が出現するまでは、AIの進化が、加速度的に速くなっているとはいっても、小説家やコラムニスト、記者などが書く文章を、AIが書くようになるのは、まだまだ先、と思っていました。

しかし、ワイドショーなどで、チャットGPT を試してみた系の取材結果は、かなり、しっかりとした文章になっています。

 

そこで、私も遅ればせながら、噂の「チャットGPT 」を試してみました。

 

まずは、「創作能力」です。

「おにぎりをテーマにした小説」と打ち込んでみると、30秒程度で、以下の文章が表示されました。

 

(以下、チャットGPT で「おにぎりをテーマにした小説」を調べた結果)

 

ある日の朝、主人公の山田は、いつも通りに駅前のコンビニに立ち寄り、おにぎりを買おうとした。しかし、その時に限って、おにぎりは売り切れであった。

 

山田は少し落ち込みながらも、会社に向かうために歩き出した。すると、道端に座っている少女が目に入った。その少女は、疲れ切った様子で、手には小さなおにぎりが握られていた。

 

山田は、その少女に声をかけて話をしてみると、彼女は家出をしていたことが分かった。そして、その小さなおにぎりが、彼女が持っている唯一の食べ物だった。

 

山田は、その少女のために、自分が買おうとしていたおにぎりを譲ってあげた。すると、少女は涙を流しながら、おにぎりを受け取った。

 

その後、山田は、その少女と別れたが、彼女と出会ったことで、自分自身にも気づきが生まれた。おにぎりが無くても、自分にはたくさんの幸せがあることを。

 

そして、山田は、その日からおにぎりを作ることを決めた。彼は、毎朝自分でおにぎりを作り、それを持って出かけるようになった。そして、そのおにぎりが、彼にとって大切な存在となった。

 

ある日、山田は自分の作ったおにぎりを持って、再びその少女に出会った。彼女は、元気そうな様子で、笑顔で山田に話しかけてきた。

 

山田は、その時に初めて気づいた。自分が作ったおにぎりが、人を幸せにすることができることを。そして、それが自分の使命だと感じた。

 

その後、山田は、おにぎり屋を開業することを決意し、多くの人々を幸せにすることができるようになった。そして、彼のおにぎりは、人々の心を満たし、彼の人生を豊かにした。

(以上、チャットGPT より)

 

次に、「まとめる力」です。

試したのは、2007年に出版した拙著「不祥事を止めるISO思考」に関連する文章です。

「不祥事を止めるISO思考とは」で、調べてみた結果が、以下です。

 

(以下、チャットGPT より)

ISO思考とは、組織が品質管理を行うために使用する一連の手順と方法論です。ISO思考は、品質管理システムを導入するために国際標準化機構(ISO)が策定した規格であるISO 9001に基づいています。

 

ISO思考は、品質の向上、プロセスの改善、およびリスクの軽減に焦点を当てています。この考え方は、不祥事を防ぐためにも役立ちます。以下に、不祥事を止めるためのISO思考の一般的な手順を示します。

 

リスク評価と管理

不祥事を防ぐためには、リスクを評価し、管理する必要があります。組織は、リスクを減らすために、プロセスや手順を改善することができます。

 

問題解決プロセスの確立

問題が発生した場合、組織は問題を解決するためのプロセスを確立する必要があります。このプロセスには、問題の特定、原因の分析、解決策の開発、および実装と監視が含まれます。

 

定期的な監査

定期的な監査を実施することで、組織はリスクを特定し、問題を解決するためのアクションを取ることができます。監査には、内部監査、サードパーティ監査、および顧客からのフィードバックが含まれます。

 

チームワークとコミュニケーションの促進

組織内のチームワークとコミュニケーションを促進することで、不祥事を防止することができます。チームメンバーは、問題を解決するために協力することができます。

 

品質管理プロセスの改善

品質管理プロセスを定期的に見直し、改善することで、不祥事を防止することができます。組織は、品質管理プロセスを改善するために、データの分析、問題の特定、およびアクションプランの開発を実施する必要があります。

 

以上が、不祥事を防止するための一般的なISO思考の手順

(以上が、チャットGPT での検索結果)

 

正直、すごいです。

小説は、「ありがちな内容」でチープですが、「30秒で完成」というスピードを考えれば、免許証や履歴書に貼付する「証明写真」の自動販売機が出現したときのような驚きを感じます。

 

また、「不祥事を止めるISO思考とは」の説明は、私が著書で言いたかった考えを端的に表しています。

 

ちなみに、チャットGPT で、私の氏名を入れて調べると。。。

(以下、チャットGPT から引用)

1955年、東京都に生まれる。

1978年、早稲田大学理工学部電気工学科卒業。

1978年、日本電気株式会社(NEC)入社。主にコンピュータ関連の業務に携わる。

1997年、NECの子会社であるNECカスタマイザードエンジニアリング(NCE)の代表取締役社長に就任。

2000年、NECの常務取締役に就任。

2003年、NECの副社長に就任。

2005年、NECの社長に就任。

2010年、NECの会長に就任。

2013年、日本経済団体連合会の会長に就任。

(引用ここまで)

 

・・・おいおい、これ、誰の経歴だよ・・・という結果でした(苦笑)。

 

私が調べる限り、同姓同名で「日本経済団体連合会の会長」になった人はいませんので、完全な「誤り」です。

 

どうやら、「人物の経歴」については、かなり情報が公表されている有名人でないと、正確に経歴の文章を作ることはできないようですね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ844号より)
 

 

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