2023年3月11日は、あの東日本大震災から、丸12年。
その日に、WBCの第一次ラウンドの日本の第3戦目の対チェコに、「令和の怪物」こと、佐々木朗希投手が先発登板しました。
結果は、3回と2/3を66球、被安打2失点1(自責点0)、8奪三振の好投でした。
本来ならば、WBCは、2022年に開催される予定でしたが、COVID-19の影響で1年延期されました。
おそらく、1年前にWBCが予定通り開催されていたら、佐々木投手が侍ジャパンに選ばれてはいなかったでしょう。
いわずもがなですが、佐々木投手にとって、「3.11」は特別な日です。
佐々木投手は、岩手県陸前高田で生まれ、小学校3年生の9才の時に、東日本大震災を経験し、父や祖父母を失って、母の親戚を頼り、大船渡に引越しをしています。
佐々木投手は、震災があった「3.11」について聞かれると、「つらさや悲しみはなかなか消えないけど、たくさんの人たちの支えがあって野球に打ち込めている。感謝しかないです」と答えています。
被災者であるがゆえに、「日常が突然奪われ、そして、支えてくれた人たちがいること」を常に実感し、感謝できるのです。
それにしても、侍ジャパンの栗山英樹監督の代表メンバー選びや選手起用には、メッセージが隠されているな、と思います。
第一次ラウンドの初戦の先発は大谷投手。
大谷選手を最初に起用することで、チームの雰囲気やファン期待を盛り上げ、勢いづける効果を狙ったのでしょう。
2戦目の韓国戦は、因縁のライバル国に優勝メンバーのダルビッシュ投手を起用。
そして、3戦目は、「開催日の3.11に縁のある佐々木投手」を起用して、東北地区の復興応援や世界の人に東日本大震災を振り返る機会を作りました。
代表メンバーの選出も、母親が日本人のカージナルスのヌートバー選手を選び、「スポーツは国境を越える」をアピールし、不振が続く最年少三冠王の村上宗隆選手を「4番」で起用し続けるのも、「日本を背負って立つのはお前だ」というメッセージでしょう。
第4戦は、オリックスの山本吉伸投手の登板が予想され、目がはなせません。
ただ、ネットの書き込みを見ていると、「野球の試合は長い」という書き込みもあります。
確かに、他のスポーツなら、「長い」と言われる「マラソン」でも、2時間~二時間半で決着がつきますが、野球は、4時間近く。
私は野球ファンなので、特に、WBCのような、どの時間帯を見てもスターだらけで、楽しいですが、にわか野球ファンいとっては、WBCを通じt「野球って、間延びするスポーツだな」と思ってしまうかもしれません。
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