2022年11月24日に、テレビ北海道が、全国有志医師の会の藤沢明徳医師の取材記事を放送し、現在、ネット上では反響を呼んでいるそうです。

現在、YouTubeで、テレビ北海道の取材記事は見ることができます。

以下に、放送内容のポイントを記載します。

 

〈全国有志医師の会藤沢医師への取材〉

・全国有志医師の会が、ワクチン接種中止を訴える活動をしている

・藤沢医師が理事長を務めるほんべつ循環器内科クリニックでは、2021年からスタッフのマスク着用を止めた

・ノーワクチンを訴える理由は、ワクチン接種によって、感染リスクが高まるため

・接種では、中和抗体(感染予防に働く)とADE抗体(感染力を強くする)ができる

・抗原原罪により、変異株対応のワクチンを接種しても抗体ができにくい

・厚生労働省のデータ(2022年8月)によると、10万人当たりの陽性者の数は、

 ワクチン未接種の30代→約760人、3回目接種の30代→約830人

 ワクチン未接種の40代→約560人、3回目接種の40代→約700人

 となっており、接種者の方が、陽性者が多い

・コロナワクチンによる死亡事例(2021年2月~2022年10月)1683件

 -ワクチンと死亡との因果関係は認められない:10件

 -情報不足等により因果関係が断定できない:1673件

・コロナワクチンによる副反応は、約100件(2022年10月)が認められている

・全国有志医師の会は、こうした危険性があり、こどもに打たせるべきではないと主張

・こどもは、軽症かつ、2日ぐらいで完治するケースがほとんどである

 

〈札幌医科大学横田伸一教授(医学部微生物講座)への取材〉

・ワクチンの安全性はある程度担保されている

・中長期的な有害事象がどの程度出てくるのかは未知数

・一定の安全性、有効性は確認されている

・中長期的な視野に立った治験がまだ残っている

・ADE抗体を誘導される事実は、現在ない

・インフルエンザワクチンは毎年、型を変えながら繰り返し接種されている

・インフルエンザワクチンは、ある程度感染予防効果が確認されている

・新型コロナワクチンで抗原原罪を考える必要があるのか疑問

・ただし、乳幼児への接種は、重症化リスクが低く、本当に必要なのか疑問

 

テレビ北海道では、“藤沢医師の考えは、全国有志医師の会のホームページに載っている。また、厚生労働省のホームページで情報を発信しているので、メリットデメリットをよく理解して、一方的な意見に流されないことが重要”という趣旨の結論で締めていました。

 

私が気になったのは、「抗原原罪」について、藤沢医師と横田教授の見解です。

番組は、取材の切り取りですから、放送されていない主張やデータもあったのかもしれませんが、藤沢医師は「オミクロン対応のワクチンを接種しても、BA.5対応の抗体はほとんど作られないことがわかっている」といい、横田教授は「抗原原罪を考える必要があるか疑問」と話している点です。

この話しだけを捉えると、藤沢医師は、「対応ワクチンを追加接種しても抗体がほとんど作られないことがわかっている」、横田医師は、「インフルエンザワクチンで問題にならなかったことが新型コロナワクチンで突然問題とするのは疑問」と言っているので、ここに関しては、藤沢医師の主張は「事実」なので、賛同しやすいです。

 

厚生労働省は、メリットデメリットを示しつつも「新型コロナ対応には、現状、ワクチン接種がベストの選択」という「教義」なのでしょう。

しかし、中立な立場で、「変異株対応ワクチンによる抗体の有無」をしっかり検証して、国民に示すべきでしょう。

 

仮に「陰謀論者」が主張するように、「日本はワクチンを買わされている」ために、事実上、ワクチン接種をしなければならない状況を、国(厚生労働省)が作っているとしたら、大問題であり、そうした陰謀論者の主張に対抗する意味でも、「ADE抗体」と「抗原原罪」について、調べ、最新データを公表して欲しいものです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ837号より)
 

 

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