最近、テレビでよく耳にする話題のひとつに「中年男性のぼっち問題」があります。

統計的に「中年独身男性は幸福度が低い」と言われることから、

・未婚で家族がいない

・職場以外に友達がいない

と「不幸である」という捉え方がされるようです。

 

2022年7月13日のNHK朝イチでは、「孤独を感じやすい考え方のクセ」を挙げていました。

事例としては、「メールの返信がないとき」について、

Aさん:そんなときもあるよね→孤独を感じにくい思考

Bさん:自分が何か気に障ることをしてしまったからかな

Cさん:既読無視なんて信じられない

Dさん:私は暇なのに相手は私より優先させることが一杯あって充実しているだろうな

となった場合、

Bさん:一般化しすぎ→発端になった出来事だけに焦点を当てる

Cさん:白黒思考→「嫌な人」と「いい人」の間があることを意識する

    すべき思考→「~すべき」を「~した方がよい」に置き換える

Dさん:過大評価と過小評価→「もう一人の自分」をイメージして自身を寛容に受け止める

といった思考にするとよいそうです。

 

私の場合は、仕事のメールなら、B、C、Dさんの思考になることがありますが、プライベートは、基本、「Aさん」的な思考です。

そもそも、家族や恋人の日常的な予定や行動について、相手が自分から言わない限り、追求しないです。

要は、「こっちが自由だから、みなさんも自由に」(約束事や重要な予定以外)と考えるタイプです。

 

朝イチでは、明治大学教授の齋藤孝さんが、「孤独と孤独感」の話をしていました。

「孤独」とは、「ひとりぼっち」という「状況」で、「孤独感」は、「ひとりぼっちで寂しい」という「感情」だそうです。

また、「孤独」は、自分を成長させる時間、なのだそうです。

確かに、偉人の名言でも、

「孤独なとき、人間はまことの自分自身を感じる」:トルストイ

「最高の思考は孤独のうちになされ、 最低の思考は騒動のうちになされる」:エジソン

と「孤独」は、成功するために必要なステップのようです。

 

昔は、この年まで、独身でいると、世間様から「淋しいんだろうな」など「哀れみの目線」が強くあった気がします。

しかし、今の時代は、「ハラスメント」を気にして、ふつうは話題にしないので、ありがたい時代です。

 

仕事を通じて知り合った人は、プライベートの趣味が合うなどでない限り、仕事上の縁が薄くなれば、いつしか消えていってしまいます。

学生時代や趣味の世界の友人達に忘れ去られないように存在をプチアピールしながら、気が向いたら気楽に会える関係を維持していきたいと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ811号より)
 

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