2022年12月19日に、「コロナによる死者ゼロ」としてきた中国が「新たな死者が発生した」と公表したことが話題になっています。
12月に入って、中国は、いわゆる「ゼロコロナ政策」を止めたそうですが、その影響が各所で出ているようです。
メディアの報道によれば、これまでの中国では、
・大規模なPCR検査で陽性者を見つけ出し、徹底的に隔離していた
・自宅マンションで感染者が出ると、部屋を封鎖され、2週間、閉じ込められた
・都市間を移動する市民をスマホアプリで追跡し、行動履歴を当局に把握される
・アプリで、滞在した都市が自動的に表示される仕組み
・訪問先が感染リスクの高い地域だと行動が制限され、出張や旅行を妨げらる
・・・
といった政策が取られてきました。
それが、12月7日以降の緩和対策によって、
・無症状や軽症の感染者を医療機関や指定施設で隔離することを止めた
・PCR検査は、大規模な全員検査をなくし、範囲を縮小した
・公的な施設や公共交通機関で求められていた陰性証明の提示は、ほぼ必要なくなった
・頭痛と喉痛で病院に行っても、風邪薬を飲んで3、4日家で寝たら治る、といわれた
・・・
と状況が一変したそうです。
このように政策を転換した理由は、背景に、病院や政府機関でも感染者が相次ぎ、陰性の職員だけでは社会機能の維持が困難な状況になっているからだそうです。
メディアの報道では、中国の火葬場に車の行列ができている映像が報じられていましたが、公式な死者数もこれから、激増するのでしょう。
アメリカのCNNは、ゼロコロナ政策の打ち切りにより、100万人近い死者が出る可能性があるとする予想を報じていました。
私見ですが、良い悪いは、別にして、中国の政治は、中国共産党の一党独裁なので、民主化とはほど遠い状態ですが、一帯一路政策をはじめ、アジア諸国へのエネルギー技術や鉄道技術などの売り込みについて、日本はことごとく中国に敗れ、かつて、日本がお家芸としていた電気通信技術も中国には、叶わなくなり、「中国の政治力ってすごいな」と思っていました。
しかし、コロナ政策をはじめ、やることが極端です。
日本は、政府の動きがとかく遅い、といわれますが、逆に言えば、緩やかに社会生活が極度に混乱しないよう、まわりとのバランスを取りながら順応しています。
どちらがいい方法論なのか、一概には言えませんが、言葉が通じる社会で、平凡に暮らしたい私にとって、トータル的には、日本は住みやすい社会なのかもしれません。
報道では、中国では、薬不足になっていて、日本のドラッグストアで中国人留学生が、薬を「爆買い」する様子が報じられていました。
ネットでは、組織的な転売ヤーが増え、国内での薬不足を懸念する声が上がっていましたが、私は、日本における市販薬への影響は、限定的だと思います。
それにしても、久々(約3年ぶり)に風邪をひいて気づきましたが、自宅の薬箱にあった風邪薬(鼻炎用、咳用など数種類)は、殆どが使用期限を過ぎていました。
食品だと、賞味期限を意識して食べきりますが、薬は、風邪が治れば、飲まないので、使用期限管理が難しいな、と今さらながら気づきました。
頭痛が酷く、高熱になると、私の場合、「自宅から一歩も出たくないタイプ」なので、使用期限切れになることは、承知の上で、ある程度、定番の風邪薬はストックしておかなければ・・・、と実感しました。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ834号より)
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