2022年12月26日付けで、テレビ朝日が、

「新幹線のトイレに“籠城” 40分遅延 3200人に影響」

というニュースを報道していました。

 

このニュースによれば、

◆12月23日夜、東海道新幹線で「トイレの中に男性が閉じこもっている」と通報があった

◆男性が東京駅からトイレに入り続けていたため、新横浜駅で緊急停止した

◆男性はおよそ30分後に、警察によって電車から降ろされた

◆男性は、危険物などは所持していなかった

◆この新幹線には、40分ほどの遅れが発生

◆他にも、下り列車3本が遅延するなどし、およそ3200人に影響が出た

・・・

とのことです。

 

このニュースを知ったときは、

・東京-新横浜って、20分弱だけど、それで、通報されちゃうの?

・腹痛や下痢症状の時は、30分ぐらいトイレにこもることはよくある

・緊急停車させるほど、緊急性があったの?

・大事になって、男性は、トイレからむしろ、出にくくなったのでは?

・・・

などの考えが浮かびました。

 

ただ、冷静に考えると、

・今の時代、テロを警戒して、新幹線内を警察が巡回しているから通報は当然かも

・トイレで気を失っているケースもあった

・・・

などと考えると、「通報」や「緊急停車によるダイヤの乱れ」は仕方がなかったのかな、と思います。

 

ちなみに、新幹線など公共のトイレで、声掛けをしても応答がない場合は、気絶しているなどの可能性から、人命優先で開錠が許可されているそうです。

今回の場合は、同じ新幹線に乗り合わせていた人の書き込み情報によれば、

・トイレに入った男性が緊急ボタンを押した

・乗務員が、声がけしても、応答がなかった

という状況だったようです。

この状況であれば、確かに、自分が車掌なら、出発はできないでしょう。

 

それにしても、このニュースは、「男性がトイレにこもっていた」、「新幹線が緊急停車し、3200人に影響が出た」という事実はわかりましたが、「男性が緊急ボタンを押した理由はなんだったのか」、「体調不良だったのか、精神的な問題なのか、鍵を開けられないその他の事情があったのか」などの情報が、この出来事が、23日に発生し、報道が26日なので、欲しいところです。

「このあと、男性は、どうなったんだろう」、「JR東海から賠償やお叱りはあったのだろうか」など、その後について、モヤモヤする報道だなぁ、と思います。
 

 

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