2022年10月11日から、新型コロナウイルスの水際対策が大幅に緩和され、旅行需要の喚起策「全国旅行支援」が始まりました。

 

11日の各メディアの報道では、「個人旅行の解禁」や「円安」が追い風になっていて、インバウンド需要が増えているそうで、例えば、北海道のニセコは、コロナ禍前の2019年の観光客は400万人で、宿泊客の8割が外国人。

しかし、コロナ禍で、宿泊予約は、半分に落ち込んでいましたが、2022-2023シーズンの冬の宿泊予約数は、コロナ禍以前の水準に戻りつつあるそうです。

 

ただ、宿泊予約数の回復は、「嬉しい悲鳴」というばかりではなく、コロナ禍で減少した「もてなす側の人材不足」が深刻なようです。

私は、コロナ禍以降、観光メインの旅行をしていませんので、「もてなしメイン」の宿泊施設の利用がありませんが、ビジネス利用の宿泊件数は、殆ど減少していません。

ただ、ビジネス利用の宿泊施設(いわゆるビジネスホテル)でも、コロナ禍の苦境を業務プロセスの見直しによる人員削減で乗り切ってきたようで、例えば、受付からチェックアウトまで、ホテルスタッフと直接応対するシーンは殆どなく、清掃不要の「エコプラン」が増えたように思います。

 

新型コロナに関しては、諸外国と比較して、慎重な対応が見られた日本ですが、円安や入国条件緩和による外国人観光客の増加だけでなく、コロナ禍で国内旅行を我慢していた日本人も一気に動き出すでしょうから、観光地、宿泊施設、鉄道や航空機の予約は熾烈になるでしょう。

 

話しはガラッとかわりますが、観光地の飲食店やお土産の人気は、一度有名になってしまうと、実力以上に人気が集中するものだと、つくづく感じます。

先日、内地から札幌に仕事できた知人に「札幌滞在中に味噌ラーメンとジンギスカン、スープカレーを食べたい」というので、ベタですが、札幌市民なら、誰もが知っているそれぞれの人気店の名前を挙げて紹介しました。

ただ、聞いてきた知人に「並ぶのは大丈夫ですか?それとも長時間並ぶぐらいなら、隠れた名店でも満足できるタイプですか?」とお聞きしました。

すると、後者だというので、知名度は落ちますが、個人的に好きなお店も教えました。

 

このコラムでは伊勢名物の「赤福」の話題も何度か出しているように、私は赤福餅のファンです。

今は、大人気ブランドで、伊勢だけでなく、名古屋から神戸までのエリアでは、手に入るので、「赤福」ばかりを購入します。

しかし、伊勢に仕事で行くと、実は「お福餅」を買い求めることが多いです。

筆者は、学生時代に東海道新幹線の売り子のアルバイトをしていましたが、新幹線で扱っていたのは赤福ではなくお福餅。

赤福よりお福餅は、お餅の食感は、殆ど変わりませんが、少しだけ手作り感の強い見た目がお福餅で、たまに食べたくなるんです。

 

何の世界でもそうですが、特に名物料理や銘菓の場合、「好みの差」を除けば、1番手と2番手、あるいは、4~5番手と大きい差はないことが多いですが、「行列の差」は、実際の中身の実力以上に大差であることが多いように思います。

1番手を選んだ方が、「話の種」にはなりやすいですが、私の場合、旅先では「ひとり行動」が主体なので、これからも「2番手以降」を効率的にまわってみたいと思います。

 

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