国道沿いにある「ドライブイン」が、今、ひそかなブームになっているそうです。
2022年9月19日付けの読売新聞によると、
「“1周回って新しい”とSNSで話題」
になっているそうです。
記事では、
・ドライブインは、高速道路の登場で長く苦境にあった
・最近は高速のSAや「道の駅」とは異なり、昭和レトロな雰囲気がSNS栄えすると話題
・ドライブインは、車離れが言われる世代には、目新しく映っている
ちなみに「ドライブイン」には、明確な定義はないそうです。
一般的には、「一般道沿いに広い駐車場を備え、食事や休憩ができる民間の施設」を指すとされるようで、日本では、自家用車が普及した1960年~70年代の高度経済成長期に、全国の国道沿いに続々と誕生したそうです。
私が「旅」に目覚めたのは、中学生の頃です。
当時、国鉄の末期で「チャレンジ2万キロ」というゲーム性の高い、期間が10年間に及ぶ「乗り鉄企画」を国鉄が実施していました。
そのため、中学生、高校生の祝日を挟む連休に、2泊3日で「効率的に鉄道に乗るにはどうしたらいいか?」を時刻表とにらめっこしながら、学校の宿題そっちのけで、いくつも旅のプランを練って遊んでいました。
したがって、ドライブインの思い出は、大学生になってからです。
私の学生時代は、親がお金持ちの、一部の学生を除いて、先輩や知り合いから車を安く譲り受けて、ドライブをし、部活の遠征に車を利用するために、アルバイトをしていた感じです。
片道、500キロを超えるような遠征でも、高速代をケチるために、関東圏以外は、下道(国道)をよく利用しました。
私が、ドライブインをよく利用したのは、その頃で、長距離トラックの運転手さん達で賑わうドライブインの食堂で食事を食べ、駐車場で仮眠を取りました。
また、社会人になって、合コンで知り合った女の子の実家が、地方にあるドライブインであることを知り、出張の際に、レンタカーで仕事仲間と立ち寄ったこともありました。
※岩手県金ケ崎にある「まるみドライブイン」。
※カツカレー(ごはんを減らしてもらいました)が爆盛りで有名。
しかし、その後は、私はドライブインと縁が遠くなってしまいました。
「タイムイズマネー」で、高速道路がある場所への訪問は、高速道路をメインに使い、食事も、地方の著名店をまわるようになったので、ドライブインに寄るきっかけが無くなってしまいました。
ただ、ドライブインは、個人経営の施設が多く、後継者問題から、今後は、減少していくかもしれません。
ドライブインの食堂は、特別、変わった料理はないですが、カツカレー、ラーメン、親子丼、かつ丼、生姜焼き定食、とんかつ定食・・・など「ど定番料理」が、なぜか郷愁をそそるのです。
若者の自動車離れや日本の少子高齢化、後継者問題などにより、今後、多くのドライブインの食堂は「絶メシ」となるでしょう。
「ドライブイン探訪」(橋本倫史著)を参考に、ドライブイン巡りをしてみようと思います。
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