2022年9月1日付けのNHKが、
「クレジットカード不正利用の被害額が過去最多になった」
と報道していました。
報道によれば、
◆日本クレジット協会によりますと、2021年の不正利用による被害額は、約330億円
◆2022年は、1月~3月末までの被害額が100億円余りに達し、過去最多のペース
◆ECサイトの運営会社などが集まって対策を考える会合が開催された
◆新たな不正防止のしくみや、企業間での情報共有の必要性などが話し合われた
ということです。
被害の内訳で最も多いのは、「番号の盗用」で、全体の94.4%を占めるそうです。
一昔前は、私も経験がありますが、スキミングといって、飲食店などでクレジットカードを利用した際に、カード情報を盗み取られるケースです。
私のケースは、おそらく、従業員が私のカード情報を写し取ったのではないかと想像しています。
そのため、その後、テーブル会計の飲食店の場合は、現金で支払うか、レジに自ら行ってクレジットカードのカードリーダーに自ら操作するようにしています。
今の時代の「番号の盗用」の多くは、メールで、偽のウェブサイトなどに誘導し、カード番号やパスワードなどを入力させて盗み取る「フィッシング詐欺」でしょう。
昔は、怪しいサイトへの誘導で、クレジットカードで支払させて、そのカード情報を盗むという方法でしたが、最近は、クレジットカード会社や新幹線などの予約サイト、宿泊サイト、Amazonなどの「カード番号の更新」をかたった誘導なので、リテラシーがないと騙されてしまいます。
私も、恥ずかしながら、数年前に「Amazonのカードが期限切れで更新してください」というメールにコロッと騙されて、カード会社に依頼して、クレジットカードを再発行してもらったことがあります。
今週は、私のスマホやヤフーアドレスに「国税庁」をかたって「未払い税金お支払いのお願い」というメールが来ました。
国税庁から、いち個人にメールが送られてくるわけはないので、すぐに「怪しい」と現役世代はわかりますが、ネットリテラシーが低い人や判断力が鈍ってきた高齢者などは、アクセスして詐欺にあってしまうでしょう。
私自身も「いまは、巧妙化する詐欺情報にアンテナを張る」ことができていますが、いつかは、騙されてしまうかもしれません。
身体の健康と供に、思考力、判断力が急激に低下しないように、脳に適度な刺激を与える生活をおくるしかないのかな、と思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ818号より)
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