マツコ・デラックスさんがテレビで発言した「教育格差」に関する提案について、賛否の声がネットで上がっているそうです。
2022年9月14日付の「女性自身」によると、この経緯は、
◆マツコさんが、発言したのは、9月12日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)
◆この日の放送で、足立区の無料学習塾が紹介された
◆この塾への入塾は、学力診断テストだけでなく、就学援助や課税状況も確認される
◆マツコさんは、
・市区町村単位じゃなくて文科省自体も考えなきゃいけないと思う
・国立の学校は一定数所得制限をかけて(合格者を)取るとか、他にできることがある
・意外と富裕層のガリ勉ちゃんでいい出た人って、国を動かすまでのことはしない
・ノーベル賞獲ったりする人って、地元のトップの公立高校行って、東大や京大に行く
・(公立の)中高一貫校とかも本末転倒だなって思うんだけど。私立行きゃいいのに。
・国公立の難関校は、ある程度所得の枠を作るべきだなとは思う
などと発言
◆ネット上では、《所得の枠はあった方がいいでしょうね》と賛同の声があった
◆いっぽうで、難関国公立校への進学に所得制限を設けることは「逆差別だ」という意見も
・・・
といった状況のようです。
国公立大学の入学にあたっての「低所得枠」を設けるのは、世間の理解を得るのは難しいでしょう。
低所得者世帯に関する「枠」を設けるとするならば、「低所得者世帯の子供に対する授業料の割引」や「金利なしの授業料の一部貸し付け払い」なら、世間の理解は得られやすいと思います。
「低所得者世帯の入学枠」について、世間の理解が得がたいと思う理由として、
・今の時代、高所得者世帯の子弟の方が低所得者世帯の子弟より相対的に賢い
・相対的に学力が低い低所得者世帯枠を設け入学させると、学校自体のレベルが低下する
と内心、考えている人が多いからだと思います。
マツコさんのこの日の発言は、
・ガリ勉タイプの難関校出身者が、国を動かし、ノーベル賞をとるわけじゃない
・学費が私立より安い国公立が裕福な世帯の出身者ばかりになるのは、本末転倒
ということを言いたかったのだと思います。
私は、マツコさんと世代が近いので、マツコさんのいいたいことは、理解できます。
また、親世代の有名人や著名人はもちろん、知人の中には、貧乏な家庭に生まれ、その地域の公立のトップ校を卒業し、難関国立大を卒業された方も多いです。
つまり、「ビンボー世帯の本来優秀な人が、塾に行けず、難関国立大に入学できないのは、国がなんらかの対策をとるべきだ」という主張です。
入学試験が、塾に通っている人は対応できるが、学校の授業だけでは、対応できない試験内容であれば、それは問題です。
要は、受験テクニック重視の試験内容を見直すべきです。
しかし、そうでなければ、「入学定員に低所得枠を設ける」のは、「逆差別」という声が上がるのは当然じゃないかな、と思います。
話題は、少し逸れますが、大学入試の世界では、一般試験から、AO入試・・・つまり、受験生の個性や適性、その大学で学びたいという意欲が入学基準の入試が増えてきました。
また、高校時代に何を取り組んだのかなど「体験」や「経験」が重視される選抜もあるそうです。
しかし、これも、「高所得者に有利、低所得者に不利」と言われています。
なぜなら、高所得者は「体験や経験も購入することができる」からです。
教育格差問題は、相続問題と一緒で、「固定化」が進み、「逆転が事実上、難しい」ことを是正することに意義があります。
要は、生まれながらの特性で、ほぼ、人生が決まってしまわないようにすることが、正しい社会のあり方です。
私には子供がいないので、直面する問題ではないですが、日本の将来のために、どうあるべきか、今後、考えてみたいと思います。
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