以前、昔の友人との飲み会で「一番古い記憶は、何歳頃で、何の記憶?」という話題になりました。
私もそうですが、年齢の近いきょうだいがいる友人は、「弟(妹)が生まれる頃の記憶が一番古い」と言っていました。
つまり、3歳前後の記憶です。
たまたまかもしれませんが、一人っ子の友人は、「幼稚園の時が一番古い記憶」と言っていたので、記憶の引き出しから引っ張り出すきっかけが、きょうだいがいないと、集団生活を経験する幼稚園や保育園の時の記憶になるのかもしれません。
これまでの「記憶に関する学説」では、「人間の長期記憶が形成されるのは3歳半頃から」というのが定説だったそうです。
しかし、最近の研究では、実際にはさらに1年古く、「2歳半頃の記憶」が一番古いものであるそうです。
もちろん個人差はあると思いますが、私も含めて、2歳半頃の記憶を、普通には思い出せないだけで、「記憶の引き出し」には、格納されているようです。
私は、妹と「ほぼまる3歳差」で、母が里帰り出産で、私は、母の実家(母方の祖父母宅)で、数ヶ月間過ごしたので、その時の記憶が一番古いです。
ただ、古いアルバムで、当時、祖父母宅で過ごした時の写真を、その後成長してからみているので、「頭の中の記憶の映像が、リアルなものか、アルバム写真のものか」、正直、判別がつきません。
話題は変わりますが、今週は、大阪城公園付近のビジネスホテルに滞在しています。
大阪城公園付近のホテルは、交通の便から、駅で言うと、京橋、天満橋、北浜、谷町四丁目あたりを選ぶことが多いのですが、今回は、訪問先が地下鉄中央線沿いですが、最寄駅にはビジネスホテルがないので、「森ノ宮」のホテルを予約しました。
「訪問先が中央線沿い」なので、準常宿の谷町四丁目のホテルでもよかったのですが、「超久々に宿泊してみたいホテル」があり、森ノ宮にしました。
そのホテルは、国家公務員共済組合連合会が運営するホテルです。
私が宿泊したのは、39年前。
中学3年生の時に、3泊4日のひとり旅で四国をまわり、ちょうど、兵庫県姫路市に出張してた父と岡山で合流し、後楽園を観光して、大阪で泊まりました。
私は、ホテルの場所が、「高速道路と大阪城公園の間にあった」という記憶があり、実際、39年ぶりに訪問すると、その記憶にぴったりのロケーションにホテルはありました。
当時、ホテルの写真は撮っていないのですが、「15歳」という年齢からか、記憶が比較的鮮明でした。
ただ、内装、外装含めて、ホテルは、相当改築されていると思われ、客室や館内を利用しても、窓から見える風景に見覚えがある程度で、その他は、まったく思い出されるものはありませんでした。
・・・という話を父の出張に同行した当時小学校6年生だった妹にLINEで報告すると、かろうじて、父の出張に同行したことは記憶にあったようですが、「大阪に泊まったんだっけ?」という始末(笑)
いまは、当時と違って、「スマホを含むデジカメ」の時代なので、貴重なフイルム時代と違って、面倒くさがらずに「記憶を補完する媒体」と位置付けて、マメに撮影すれば、後々、相当古い出来事を思い出せると思います。
実際、1990年代中盤以降は、それ以前と比較して、枚数ベースだと格段に写真があります。(ハードディスク等に格納しているだけで、整理はされていませんが)
そのため、一度、訪問したことがある場所は、以前に撮影した写真を見て、記憶が定着しているので、再訪したときに「こんなんだったっけ?」ということが、私の場合、殆どありません。
したがって、私は、これからも、「記録用写真」として、写真をこまめに撮るでしょう。
しかし、写真が残っていない「頭の中だけの記憶」は、時として美化されるものもあるので、「その方が幸せかも」と思ったりもします。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ817号より)
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