2022年8月22日付けの「テレ朝ニュース」が、
「“地域指定ゴミ袋”をレジ袋として販売 一石二鳥のアイデア」
という見出しの記事を報じていました。
記事によれば、
◆ロイヤルホームセンター千葉北店では、買い物客がゴミ袋に商品を詰めている
◆千葉市内にあるこのお店では、千葉市の指定ごみ袋をレジ袋として販売している
◆ネットでは「画期的なアイデア」と話題になり、「10万いいね」が付いた
◆通常のレジ袋は大で5円、同程度の大きさの指定ごみ袋は8円
◆買い物客の反応は、再利用できるからよい、と好評
◆現在、千葉市ではホームセンターやコンビニ、スーパー等43店舗で実施されている
・・・
ということです。
多くの自治体と同様、千葉市では、一般のレジ袋は可燃ごみ扱いになり、ごみ袋としては利用できません。
しかし、レジ袋が千葉市の指定ゴミ袋なら、無駄にならないので、よい取組です。
私は、ゴミ袋を切らすのが嫌で、自治体の指定ゴミ袋は色々なサイズをまとめ買いしますが、指定ゴミ袋は、小分け販売していないので、「普段は“小”のゴミ袋を使うので“大”は買わないが、大が2~3枚欲しいな」という時には、便利な仕組みだと思います。
ただ、「画期的か」といわれれば、他の地域では、すでに、このような取組を実施しています。
私は、各地に出張に出かけているので、出張先に4~5日以上滞在するときは、コンビニより価格の安いスーパーに行って、ペットボトル飲料などをまとめ買いします。
名古屋のスーパーでは、「レジ袋下さい」とレジで言うと、名古屋市指定のゴミ袋が以前から購入できる仕組みになっています。
名古屋在住の知人の話だと、レジ袋有料化以前から、無料で指定袋がもらえたという話です。
テレビ朝日のニュースを見ると「千葉市のスーパーが始めた取組み」のように読者は感じますが、記事では、例えば、「名古屋市では、以前からこのような取組みをやっていた」といった他の地域の取組みも記事に織り交ぜないと、読者に誤解を与えるように思います。
ネットニュースやSNSの時代になって、大量の情報を入手できるようになり、また、情報入手速度も格段にあがりました。
しかし、古い時代の「出所不明の噂話」と一緒で、情報の正確性は昔とそんなに変わらないのかも、と思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ817号より)
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