各メディアが、2022年8月8日に、NHK解説委員の岩田明子さんが、7月末で退職していたことを報道していました。
各メディアの報道を整理すると、
・岩田明子さんは、NHKの早期退職制度を利用した
・NHKの早期退職制度は、元職員と業務委託契約を結び、これまでと同様の仕事をする
・今後も解説委員の肩書で番組に出演を続ける
ということのようです。
岩田さんの主な経歴は、
・岩田さんは東大卒業後、1996年に入局し、2000年から報道局政治部に所属した
・2002年から安倍晋三氏が官房副長官時代から長く担当した
・2013年に解説委員室に異動し、政治部記者職と兼務した
・2018年から2022年3月まで「ニュース シブ5時」に木曜レギュラーとして出演した
・・・ですが、私が岩田さんを知ったのは、NHKの解説委員になられてからです。
勝手な印象ですが、岩田さんは、俳優の故田中邦衛さんの娘として知られるNHK女性初の海外支局長を歴任し、現在、広報局長である田中淳子氏のように「NHK内での出世」を目指すのかと思っていました。
そのため、この報道をネットニュースで知ったときは「へぇ~」と少々驚きました。
NHKの早期退職制度による業務委託が、実質的な「専属契約」なのか「委託業務以外はフリーな立場」なのかわかりませんが、いずれにせよ、組織の管理職としての道では無く「ジャーナリスト」としての道を歩まれるのでしょう。
NHKのWebサイト(100人メッセージ)には、岩田さんのコメントが掲載されており、この中から気になるフレーズをいくつかピックアップすると、(※一部編集)
《仕事の魅力、メッセージ》
・自分が見つけなければ、永久に光のあたることがなかったニュースを発掘したとき
・歴史が動く瞬間を独自にキャッチしたとき
・選挙や災害の報道を分厚く放送するNHKは、暮らしに直接役立っている実感がある
・記者の仕事はさまざまな事件や多くの人々と出会う機会がある
・新たな発見がある一方、世の中の「声なき声」を拾う役割もある
・好奇心が旺盛な人、社会正義実現にかかわっていきたいは、記者を目指して欲しい
これらのコメントから想像すると、岩田さんは「社会正義」というのが、人生のテーマのようです。
客観的には、才色兼備な岩田さんと私の共通点は、殆どありませんが、経歴としては、唯一、一緒なのが「同じ小学校を卒業している」点です。
私が卒業した小学校(千葉県船橋市立薬円台小学校)は、私が入学した年は、千葉県一のマンモス校で、生徒が、2300人を超えていました。
入学した年とその翌年に相次いで、近隣に小学校が設置され、同級生の一部が別の小学校に移っていきました。
岩田さんとは、おそらく3学年違いなので、岩田さんが入学された当時は、1学年が6学級体制になっていた頃です。
薬円台小学校は、近隣に国家公務員の官舎と自衛隊の官舎があり、私が在籍していた当時は、親の職業は、殆どが公務員でした。
小学校の「先輩」である元内閣総理大臣の野田佳彦氏は、自衛隊の官舎に住んでいたという話なので、岩田さんの親の職業も公務員かもしれません。
これまでの岩田さんの経歴や今後の立場上、難しいかもしれませんが、個人的には、「社会正義」をライフワークにされているなら、国家権力(司法、警察、政策など)が恣意的に歪められ、公平性を失っていないのか、ジャーナリストとしてチェックしていって欲しいです。
安倍氏の番記者をされていた岩田さんならではの取材や報道・解説を期待したいです。
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