「お抱え運転手付の社用車」が、セダンからSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)に変ってきているそうです。
この要因として、
・セダンの人気が低迷傾向で、SUVは人気傾向
・セダンの車種が減少傾向で、SUVのラインナップが増えた(セダンの選択肢が減った)
・移動時間の快適性を求め、セダンよりも室内空間にゆとりのあるSUVを選ぶ会社が増えた
といったことがあるようです。
私は、仕事を通じて、年に数回、訪問先企業の「お抱え運転手付社用車」に乗る機会がありますが、確かに、SUVが多くなりました。
以前は、判で押したように「役員専用社用車=レクサス」という感じでしたが、最近では、天井の高い「トヨタ ジャパンタクシー」のような車種に乗せて頂くことが多いです。
某独立行政法人が運営するセミナーの研修講師を15年ぐらい担当していますが、数年前から「講師のお迎えに使用している社用車」がセダンからSUVに変りました。
「お抱え運転手」の方にお聞きすると、「講師の皆さんは、キャスターバックを持っていらっしゃるので、トランクでなく、車内のそのままを持ち込めるこのクルマの方が、評判がいいですよ」とおっしゃっていました。
研修講師として、「セダン車」でお迎えに来てもらって時代は、運転手さんが、私がキャリーバックを持っているのを見ると、運転席から飛び出してきて、トランクにバックを入れてくれました。
ただ、これが、なんだか「お殿様扱い」されているようで、どうも苦手で、「キャリーバックも車内に持ち込みます」とトランクへの収納を断ったことがしばしばありました。
タクシーも、最近は、すっかり、「トヨタ ジャパンタクシー」が増え、「トランク収納が面倒」(運転手さんに、後ろに乗せますか?といったやり取りが煩わしい)と感じる私には、車内にそのまま持ち込めて、ありがたい時代になりました。
30分以上、タクシーに乗車する場合を除き、10分~20分程度の移動では、足元が広く、天井が高い車種では、荷物を車内に持ち込んだ方が断然、楽です。
(余談ですが、仕事仲間と2人で、タクシーを利用した際に、私はキャスターバックがありましたが車内に持ち込み、仕事仲間は、トランクに収納したのですが、到着地で、トランクに入れた仕事仲間のキャリーバックを降ろし忘れた(運転手もすっかり確認を忘れていた)こともありました)
高齢者の免許返納の流れが広がり、また、少子高齢化や地方の過疎化で、タクシーが公共交通の役割を増しました。
例えば、介護タクシーや高齢者の病院通院や買い物など「足」としての機能がこれからもっと高まると思います。
仕事で付き合いのある社長さんは「やっぱりセダン」と、セダンを好む層は、まだまだ多いと思いますが、「セダンの車種減少」は進むと考えられ、「お抱え付運転手の社用車の定番」がセダンからSUVへシフトする流れは、さらに加速するのではないかと思います。
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