2022年8月1日に、「山口県阿武町の新型コロナ対策関連給付金4630万円の誤送付事件」で5月18日に、山口県警が電子計算機使用詐欺の疑い逮捕し、起訴された田口翔被告が保釈されました。

保釈費用は、250万円とも言われていますが、この金額を用立てたのが、「YouTuberのヒカルさん」ということで、ネットを中心に話題になっています。

 

ヒカルさんは、

・約340万円の資金提供を田口被告の弁護士を通じて資金提供した

・ヒカルさんの関連会社で、田口被告を雇用した

(山口県から在宅で働き、借りた金を返済していく)

・民事裁判で町側から上乗せして支払うよう求められた費用を、雇用することで用立てる

ようです。

 

ネットでは、このヒカルさんの行動に対して、

・全然共感出来ない。助けるべき人は、別に沢山いるはず。

・悪意を持って悪目立ちをやったもの勝ちの世の中にしてはいけない

・ヒカル氏の思うように進まなかったときに、見捨てる、ということにならなければいいが

・ヒカル君の動画を見てれば分かるけど、ダメだったらすぐ切り離すと思う

・・・

といった声が上がっていました。

 

個人的には、犯罪をした人の出所後を支援する団体も数多くあると思いますが、田口容疑者に関しては、これから刑事裁判が始まり、民事裁判の費用もあるので、田口被告は、ヒカルさんの申し出を「千載一遇のチャンス」と捉えて、頑張って欲しいと思います。

 

ヒカルさんは、田口被告の出所から出迎え、ホテルでのインタビュー動画で「ビジネス」と言っていました。

つまり、ヒカルさんとしては、動画登録視聴者数や再生回数に田口被告が寄与しなくなれば、「ビジネスとしては終了」でしょう。

しかし、田口被告が雇用された『究極のブロッコリーと鶏胸肉』の運営会社(ヒカルさんの会社が30%出資している)で、どのような立場で雇用されたのかわかりませんが、素行よく働けば、継続雇用されるでしょうし、ヒカルさんの運営するYouTubeチャンネルを通じて、「事件の真相」や「田口被告の主張(もしあれば)」を世間の人に知ってもらい、かつ、裁判費用と当座の生活費がまかなえれば、「双方にメリットがある」といえるでしょう。

 

それにしても、田口被告の出所時の様子(髪が伸び放題伸びて、落ち武者のようだった)から、その後の散髪した後のヒカルさんとの対談の動画を見ましたが、意外だったのは、田口被告が好青年(見た目と話し方について動画を見た範囲ですが)だったことです。

男性から見てイケメンだし、今回の事件に関しても、十分に反省しているように感じました。

 

5月当時の報道では、田口容疑者について「素行不良」で「パリピ」な人物像をメディアが作ろうとしていたのか、それっぽい写真などが報じられていましたが、動画で見る田口被告は、全く違います。

ヒカルさんのYouTubeを通じて、今まで報じられて来なかった事件の真相や田口被告の人物像に注目したいと思います。
 

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