「○○ガチャ」という言葉を日常的に聞くようになりました。

はじめてこの言葉を耳にしたときは、意味がわかりませんでした。

調べてみると、私が幼少期に、馴染んだ「ガチャガチャ」が語源だと言うことを知りました。

 

ご存知のように「ガチャ(ガチャガチャ)」は、カプセルに景品が入った自販機です。

私が幼少期の頃は、10円玉を2枚、投入口に入れて、ハンドルを回すと、カプセルに入ったスーパーボールやスーパーカー消しゴムが、出てきました。

この自販機では、「カプセルを取り出すまで何が入っているかわからない」のが特徴です。

つまり、このカプセルの中身を「自分で選ぶことができない」ことを「○○ガチャ」というのです。

 

最近では、空港や観光地に、ガチャガチャの自販機が数十台立ち並んでいている光景をよく見かけます。

私の幼少期と違って、ガチャ1回が500円玉になりましたが、カプセルサイズは手のひらサイズで大きく、中身は、ご当地キーホルダーや地名入りのハンドタオルなど、ちょっとしたお土産になるので、私は、甥や姪が保育園児だった頃には、よく利用しました。

 

「○○ガチャ」で、よく耳にするのは、「親ガチャ」、「上司ガチャ」、「部下ガチャ」です。

「親ガチャ」は、文字通り「どのような親のもとに生まれてくるかによって人生が決まってしまう」ことを指します。

話は少し逸れますが、子育て期間中の身内や友人の様子を見ていると、「経済的に余裕がないと、子どもにかわいそうな思いをさせることになる」とつくづく思います。

私は、金持ちではないので、「子どもにかわいそうな思いをさせてしまうこと」は確実です。

したがって、個人的には、家庭を持って子どもを育てているすべてのご夫婦に、私は賛辞を送りたいです。

 

話を「ガチャ」に戻しますが、「上司ガチャ」は、大きな会社であれば、「定期異動」がありますし、どうしようもなければ「転職」という方法論があります。

問題は「部下ガチャ」です。

「頑張っているけど、なかなか成長しない」のは、まだかわいげがあります。

しかし、「指示したこと、決めたことを守らない」、「具体的な指示をするまで試行錯誤しない」、「人のせいにする(指示されていない、言われていない)」・・・といったタイプのいわゆる「ハズレ部下」にあたってしまったら、「余計な仕事が増える」、「自分の仕事は遅れ、管理職としての評価が落ちる」といったことになり、相当なメンタルの持ち主でない限り、心がやられてしまうでしょう。

 

また、昔のように「成果が出るまでやれ」と強い口調で指示すれば「パワハラ」になってしまいます。

部下育成の解決方法にはなりませんが、自分の立場を守るためには、具体的な業務指示や指導・教育について、記録を付けておき、管理職としての責務を果たしていたことが示せるようにしておくことが重要です。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ774号より)
 

 

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