2022年7月2日未明に、KDDIの携帯電話サービスで、大規模な通信障害が発生しました。
各メディアの報道によると、
◆音声をデータとして提供する「VoLTE」の交換機で障害が発生し、通信障害の引き金となった
◆処理できなくなったデータが交換機にたまり、通信が集中する「輻輳」が起きた
◆他のサービスに影響が広がらないように、データの流通に規制をかけた
◆通信障害の影響は、auやUQモバイル、KDDIの回線を使う格安スマホ事業者にも及んだ
◆電気通信事業法は、以下のケースを「重大な事故」と位置付けている
・119番などの緊急通報を含む音声通話が1時間以上止まる
・3万人以上に影響した場合 等
・・・
ということです。
私自身は、現在、携帯電話は、NTT、データ通信(ポケットWi-Fi)は、KDDI回線なので、この通信障害における影響はありませんでした。
また、携帯電話から電話が掛かってくることは、一部の仕事仲間等に限られるし、この人たちは、他の手段(固定電話や電子メール)で私に連絡を取ることが可能なので、おそらく、今回の通信障害に対する影響は、なかったと思います。
テレビやネットニュースでは、KDDIのauショップに訪れる人が、普段の4~5倍あり、スタッフに、詰め寄る人もいたそうです。
携帯電話利用者としては、身近で、直接、問い合わせや苦情が言える場が「携帯ショップ」なので、繋がらないストレスや通信障害解消の目処がわからないことへの苛立ちなので、ユーザーがスタッフを怒鳴りつける気持ちは理解できます。
しかし、冷静に捉えれば、スタッフに文句を言ってもどうしようもないので、こうしたときの「受け止め役」となるショップスタッフさんは、大変だな、と思います。
月並みですが、現代社会は、多くの人が「携帯電話に依存した生活」なので、「通信障害リスkに備える」対応が必要でしょう。
2011年3月の東日本大震災の際は、携帯電話の各通信設備に電力が供給されなくなり、端末は使えなくなりました。
私は、宮城県に出張中で、携帯電話の電池が10%を切ったところで、電源をオフにして、ポケットWi-Fiで、メールで仕事先や友人に連絡して、自らの安否を伝えました。
今回は、通信障害では、「Wi-Fi経由のインターネット接続」や「LINE」は、問題なかったようなので、外出先で困るケースは、「携帯番号しか知らない友人、知人との通話」でしょう。
私も一部の人を除き、仕事仲間は、メールアドレスと「携帯番号」しか連絡手段がないので、外出先であれば、相手がauユーザーだったら、原則、ショートメールを送るしか連絡方法がないので、苦労したと思います。
ちなみに、私自身は、携帯電話を利用した決裁サービスは、登録していても、殆ど使いません。
理由は、通信トラブルの際に面倒だからです。
月並みですが、目的地に向かう交通手段に、いくつかの選択肢を持たせておくように、常に、二の矢三の矢を常に想定と手順を用意しておくことが大事なのでしょう。
【好評発売中!】
『事例で学ぶコンプライアンスⅠ』
(トータルEメディア出版)
事例で学ぶコンプライアンス Ⅰ | TEM出版書店 (total-e-media.jp)
事例で学ぶコンプライアンス | 有賀正彦 |本 | 通販 | Amazon
『できるビジネスマンのマネジメント本』
(玄武書房)
https://www.amazon.co.jp/dp/4909566066/
【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html
Twitter:https://twitter.com/ariga9001