2022年6月30日に、各メディアが、アイドルグループ「KAT―TUN」の元メンバー・田中聖容疑者が6月29日に覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕されたことを報じていました。

 

各メディアの報道では、

◆逮捕したのは、千葉県警察

◆田中容疑者は、2022年2月24日に覚醒剤取締法違反で逮捕された

◆2022年6月20日に執行猶予付き有罪判決を受けたばかりだった

とのことです。

 

田中容疑者の薬物に関する逮捕は、今回が3回目です。

1回目は、2017年5月24日、に渋谷区道玄坂の路上で大麻を所持していたとして、大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕されています。

この時は、車内から見つかった乾燥大麻がごく微量だったことなどから、6月30日に、東京地方検察庁は証拠不十分で不起訴処分としています。

2回目の逮捕は、2022年2月、そして、3回目は、執行猶予判決が出てから、わずか10日後の今回です。

 

常識的に考えれば、明らかに「薬物依存症」です。

次に、薬物に手を染めれば、執行猶予が取り消され、収監されることがわかっているのに、「止められない」のは、「薬物依存症」か「将来を悲観して自暴自棄になっている」、あるいは「捕まるはずがない」と警察を舐めているぐらいしか、一般人には想像がつきません。

 

現行犯逮捕と言うことは、執行猶予付判決が出た後の田中容疑者を、千葉県警は、マークしていたのかもしれません。

田中容疑者の再犯の要因が、

・薬物依存症

・薬物入手ルートと縁が切れていない

だとすれば、再発防止のためには、これらの要因を断ち切るしかありません。

 

まずは、今後、起訴され、執行猶予の取り消しと、今回の罪状による刑の合算年数で収監されると思いますが、併せて「治療」もしなければ、本質的には治らないでしょう。

また、薬物入手ルートと縁を確実に切れるよう、保護司のような存在が身近に必要でしょう。

 

覚醒剤の再犯率は、年齢全体で、平均約65%と言われています。

また、年齢が高くなるほど、再犯率が高くなるそうです。

過去にも、著名な芸能人が薬物犯罪を繰り返していますが、服役して刑期を満了するだけでは、根本解決にはならないのが、薬物犯罪なのかもしれません。
 

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